韓国映画特集
【インタビュー】クロックワークス・細川由香理さん 良いものは良い!韓国映画を日本に届けるひと(2)
注目の若手実力派 パク・ジョンミン
― 『スタートアップ!』で知っておくと面白い情報は何かありますか?
細川:18歳の不良少年を演じるパク・ジョンミンさんとチョン・ヘインさん、2人とも実年齢は30オーバーです(笑)。
― え?!そうなんですか!見えない!
細川:ですよね!パク・ジョンミンさんは33歳、チョン・ヘインさんは32歳。でも2人とも違和感が全く無いんです。18歳を今でも自然に演じられるのは、2人の演技力のなせる業です。
あと、個人的にこの作品を見てパク・ジョンミンさんにぜひ注目していただきたいですね。
『それだけが、僕の世界』でイ・ビョンホンさんの弟役を演じていたのですが、設定がサヴァン症候群でピアノの天才的な才能をもつ少年。ピアノの演奏シーンはご自身が実際に弾いているそうなのですが、本当にそういう才能の持ち主なんじゃないかと思えるほどでした。
古い例えですが『ギルバート・グレイプ』のレオナルド・ディカプリオを彷彿とさせる素晴らしい演技で。共演者の大女優ユン・ヨジョンさんに「私より演技が上手かった」と言わしめるぐらい、演技の天才なんですよ。
― パク・ジョンミンさん、知らなかったです!
細川:私もノーマークだったんですけど、『それだけが、僕の世界』で印象には残っていて。それが今回、まったく違う金髪の不良少年という役柄で、とても同じ人には見えない。
ドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」でブレイクしたチョン・ヘインさんは勿論のこと、パク・ジョンミンさんにもぜひ注目していただけたら嬉しいです。
― 今後ブレイクするかもしれませんね。
細川:こういった若い世代の演技派俳優さんの存在もたくさんの方に知って頂きたいですね、すごく注目しています。
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