【インタビュー】「若葉の詩」ファン・シーチー "お前が望むところへ どこへでも"
― 本作で演出を務めたスー・フェイ(徐飛)監督は、同い年で俳優経験もある方でしたが、タッグを組んでみていかがでしたか?
ファン・シーチー 監督と一緒に仕事をしていて楽しかったですね。キャストもスタッフも皆年齢が近いので物事に対する考え方も近いところがあって。お互いに言いたいことをスムーズに伝えあうことができました。
― 聞人雋を演じたルー・シャオユー(呂小雨)さんとの共演はいかがでしたか?
ファン・シーチー シャオユーとは本作が初めて共演でした。彼女は僕が今まで会った俳優の中で、セリフを覚えるのが一番早い! そのスピードがとても羨ましかったです。そのうえ、彼女は台詞を間違えることもほとんどないんですよ。
― ファン・シーチーさんにとって、「若葉の詩」での一番印象に残っているセリフはどれですか?
ファン・シーチー 聞人雋に伝える「お前が望むなら雪を追いかける。都の雪がやめば北方の辺境へ向かい、そこもやめば最果てまで北上し続ける。天下は広大だ。(お前が望むところへ)どこへでも お前に付き添う」というセリフです。駱秋遅は実はかなりロマンティックなキャラクターだと思うんです。その性格が良く現れているこのセリフを選びました。
― とてもステキなシーンですよね! 他にも「若葉の詩」には、キュンとするシーンもたくさんありますが、BEST1を選ぶなら?
ファン・シーチー BEST1は、やはり初雪の中でのシーンだと思います。ロマンティックなサプライズから雪が降りだして…あのシーンが好きだと言ってくれる方も多いですね。
― 本作にはたくさんの詩が出てきますが、印象に残っている詩はありますか?
ファン・シーチー 「蜀道難」かな。かなり長い詩だったので印象に残っています。
― 日本の視聴者に、ファン・シーチーさんだけが知っている駱秋遅の注目ポイントがあれば教えてください。
ファン・シーチー 駱秋遅の境遇にぜひ注目していただきたいです。彼は貧乏な家に生まれ、科挙に参加した時に罠にはめられてしまいます。その後山賊になりましたが、文武両道で悪人を懲らしめ、みんなに好かれる義賊・東夷山君になり、そして竹岫書院に入学します。そのあと彼がどうなっていくかは、ぜひドラマをご覧ください!
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