【アジアドラマファン必見!】おうちでCinem@rtで観るべき!ドラマ鑑賞に役立つ映画5選
歴史を知れば台湾ドラマがもっと楽しめる!
『軍中楽園』
最近は「おんなの幸せマニュアル 俗女養成記」「いつでも君を待っている」など過去の時代を振り返るノスタルジーあふれる台湾ドラマが増えています。そんな作品を観る際に知っておきたいのが台湾の歴史。『軍中楽園』は物語を楽しむと同時に、歴史も学ぶことができるオススメの一作です。
1949年に共産党による中華人民共和国が誕生し、共産党に負けた国民党を率いる蒋介石は台湾へ逃亡し、そこに中華民国の政権を移しました。こうして中華人民共和国と中華民国がお互いに正当性を主張する対立の歴史が始まり、台湾にとって中国大陸に最も近い金門島が防衛拠点となりました。
映画の舞台は1969年の金門島。兵役に就いたバオタイはエリート部隊“海龍蛙兵”に配属されます。ところが、過酷な訓練についていけず“特約茶室”を管理する831部隊に異動に。“特約茶室”とは金門島に駐屯する兵士たちのための“軍中楽園”と呼ばれる娼館。そこでバオタイは娼館の管理や娼婦の世話を担当することになりますが…。
入隊したばかりの頃はうぶな青年だったのが、悲喜こもごもの経験を通して成長していくバオタイを演じるのは「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」のイーサン・ルアン(阮經天)。また、バオタイが心を通わせていく陰のある娼婦・ニーニーを演じるのは「三国志 Secret of Three Kingdoms」のレジーナ・ワン(万茜)。
また、「宮廷の諍い女」の雍正帝役でも有名なチェン・ジェンビン(陳建斌)が心ならずも国民党兵士として台湾に渡り、20年以上帰れぬ故郷を想う上官・ラオジャン役を演じているのも印象的。それぞれのキャラクターの人間ドラマを知ることで、台湾の歴史も知ることができる心に響く映画です。
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