「晋・五胡十六国」がざっくりわかる!《歴史プチ解説&おすすめ中国ドラマ紹介#7》
豪華絢爛で壮大なスケールで描かれる物語や、華やかな美男美女たちの競演に、心奪われる中国歴史ドラマの数々――。歴史を知らなくても十分楽しめる作品は多いですが、少し知識があるともっと面白い! ...という事で、中国の各時代を時系列に沿って解説!各時代のドラマ作品も併せてご紹介します。
参照:中華歴史ドラマ列伝
晋・五胡十六国(しん・ごこじゅうろっこく)
265年~439年
「敦煌 -シルクロードの真珠-」より
三国時代末期、魏(ぎ)の臣下・司馬懿(しばい)がクーデターを起こし政権を簒奪。その孫の司馬炎(しばえん)が帝位を授かり興した王朝が晋である。
建国後、敵対勢力を攻め滅ぼし全土の統一を実現。しかし、内政を怠ったため国力は乱れ、各地で反乱が勃発。都は陥落し、皇族は江南に亡命。東晋(とうしん)と名を改め420年まで存続することとなる。一方、華北では晋の衰退に伴い、諸勢力が乱立する五胡十六国時代に突入。戦乱が続いた後、北魏(ほくぎ)が諸国の統一を果たす。
この頃から南北朝時代にかけては、仏教が中国に普及した時代でもあった。世界遺産である敦煌の仏教遺跡・莫高窟(ばっこうくつ)は、この時代から掘削がはじまったと伝えられている。
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孤高の花~General&I~
© Croton Entertainment
《あらすじ》
晋との戦いのさなか、燕では敬安王府が襲撃され一夜にして滅亡する。聡明であり稀代の女軍師でもあった侍女の白娉婷(はくへいてい)は、敬安王府の王子である何侠(かきょう)と共に逃げるが、途中で別れ別れになる。矢にやられ倒れていた白娉婷(はくへいてい)は、晋の将軍・楚北捷(そほくしょう)に助けられる。一目見て、白娉婷が20年前に一度だけ出会い、忘れられなかった想い人だったことに気付く楚北捷(そほくしょう)。次第に二人は愛し合うように。敵国同士の禁断の恋。二人の行く手には数々の苦難が待ち受けていた…。
※本作の時代設定は架空だが、五胡十六国時代がモデルになっている。
《出演》
ウォレス・チョン(鍾漢良)、アンジェラベイビー(楊穎)、ガン・ティンティン(甘婷婷)、スン・イーチョウ(孫芸洲)
《予告編》
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