「後漢」がざっくりわかる!《歴史プチ解説&おすすめ中国ドラマ紹介#5》
豪華絢爛で壮大なスケールで描かれる物語や、華やかな美男美女たちの競演に、心奪われる中国歴史ドラマの数々――。歴史を知らなくても十分楽しめる作品は多いですが、少し知識があるともっと面白い! ...という事で、中国の各時代を時系列に沿って解説!各時代のドラマ作品も併せてご紹介します。
参照:中華歴史ドラマ列伝
後漢(ごかん)
25年~220年
「曹操」より
皇后の親族によって一時的に政権を簒奪された漢王朝だったが、25年に光武帝(こうぶてい)が、後漢として再興を果たすことに成功する。だが、その没後は再び宦官らが権力を牛耳るようになり、賄賂政治が横行し出す。
また、地方で力を備え始めた豪族や外戚と、皇帝の側近として権力を振るう宦官の対立が深刻なものとなって「党錮の禁」と呼ばれる弾圧事件が起こり、朝廷の権威は急速に失われていくこととなる。
やがて貧困に喘ぐ民衆が各地で反乱を起こすようになり、曹操(そうそう)や劉備(りゅうび)らが覇権を争う戦乱の時代へと突入していく。漢はその後も数十年存続するが、もはや権力者たちにいいように扱われるだけの傀儡政権でしかなかった。
<後漢>のオススメ中国ドラマはこちら!
ハンシュク~皇帝の女傅
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《あらすじ》
後漢の中期、班淑(はんしゅく)は幼くして父のもとを離れ、一人西域で育つ。父に会うため旅に出て途中盗賊に捕まり人質となってしまうが、班淑は持ち前の聡明さと度胸を発揮して危機を脱し、父の屋敷に辿り着く。しかし、前日に病死してしまい父に会うことは叶わなかった班淑。その上、母が異民族ということで名門の班氏一族には身分を認めてもらえない。そこで班淑は宮中にあるという書物『西域記』を手に入れ、一族に身分を認めてもらおうと考え、皇族・貴族の子弟のために設けられた内学堂の教師・女傅(じょふ)となり宮中に入ることに。班淑を異民族のスパイだと疑う官学の教師・少傅(しょうふ)衛英(えいえい)だが、誤解が解けると逆に班淑を助けるように。そんな聡明で公平さも持ち合わせた衛英に次第に惹かれていく班淑。だが、衛英には忘れられない女性がいた…。
《出演》
ジン・ティエン(景甜)、チャン・ジャーハン(張哲瀚)、リー・ジアハン(李佳航)、リー・シンアイ(李心艾)、リー・チェン(李晨)、フー・シンボー(付辛博)
《予告編》
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