【勝手に妄想キャスティング企画】あの「バイプレイヤーズ」を韓国映画の名脇役で集めたら!?<後編>
韓国映画には、一度見たら頭から離れない、強烈なインパクトをもつ脇役たちがあふれています。陽キャラ、悪キャラ、人情キャラに珍妙キャラまで。そんな彼らが、同じ舞台に揃ったら、いったいどんな物語が生まれるのでしょうか!?
そこで今回は、テレビ東京系列で放送された人気ドラマ「バイプレイヤーズ 〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」の韓国版を全力で妄想! エンタメライターの高橋尚子が、愛を込めてキャスティングさせていただきます!
(完全な個人の趣味です)
【前編:妄想「バイプレイヤーズ」1人目~3人目】はこちら
【中編:妄想「バイプレイヤーズ」4人目~6人目】はこちら
※下線の付いている作品は「おうちで Cinem@rt -いつでも・どこでも- 」で配信中!
カメオ出演でひょっこり登場!?
次点組には、チョン・マンシクとチェ・ウシク
実は、もう1人、入れたかった人がいる。それは、チョン・マンシク。イ・ソンミンやユ・ヘジンのように主演級までには至っていないが、ちょいちょい出てきては、物語にアクセントを加える役者である。
例えば、『息もできない』(2008)。ヤン・イクチュン演じるならず者の主人公を何かと気にかける取り立て屋の社長役だったが、その辺の封筒に無造作に若い衆の名前を書き、取立料を手渡すシーンなんて、面倒見のいい兄貴という感じで、着ているシャツの派手さはさておき、いいなぁと思わされた。
『最後まで行く』では、主人公(イ・ソンギュン)の同僚刑事に扮していた彼。母親の葬儀で喪主を務めるイ・ソンギュンの胸ポケットに、「封筒を持ち合わせていないから」と香典のお札を雑に突っ込む場面など、「強面だけど、いいヤツ」感が実に巧みなのだ。
一方で、『アシュラ』では、クァク・ドウォン演じる検事とともに、チョン・ウソン演じる刑事を追い込んでいく(いたぶっていく)検察捜査官役で非情な姿を見せたり、『王宮の夜鬼』(2018)では、ヒョンビン演じる朝鮮の王子に仕える小心者の忠臣をコミカルに演じたりと、冷酷キャラから、おとぼけキャラまで変幻自在。
キャスティングするなら、シェアハウスに時折訪ねてくる取り立て屋の社長でカメオ出演といこう(だから、それ『息もできない』)。
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次点組をもう1人。シェアハウスの末っ子キャラとして、最後の1人にするか迷ったのが、チェ・ウシク。
『パラサイト 半地下の家族』(2019)のイメージが強いかもしれないが、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)ではバッドでゾンビと戦う野球部の高校生役、『The Witch/魔女』(2018)ではキム・ダミ(「梨泰院クラス」のカノジョ!)演じるヒロインと敵対する冷酷な暗殺者を演じるなど、若くしてカメレオン俳優の香りぷんぷん(1990年生まれ)。
カナダ育ちで英語も流暢なので、ちょっと小生意気なエリート役で、「ユ・ヘジンの甥っこやってくる編」を作ってもいいかもしれない(勝手に甥っこ設定)。
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