古川いおりが挑戦!! 詠春拳をやってみた!!

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第三章 詠春拳の3つの型を学ぶ ~小念頭~

2014.1.20
古川さんが学ぶ詠春拳の第一の型は「小念頭」(SIU-NIM-TAU)です!
古川さんはチェン先生と向き合って行います。古川さんの目は真剣そのものです!



詠春拳は武術ですので礼に始まります。
始めに顎の下あたりで左手の掌に右手の拳を合わせてから
両手を合わせる礼をします。



肩幅ぐらいに足を開きます。
両手を交差しながら下に降ろします。
両手を上げながら、
胸の前で掌を自分に向けながら交差してから両手を肋骨部分の身体側面に置きます。




次に左手の拳を水平に前に出します。
左手を360°時計周りに回転してます。
開いた手を何かを掴むように握って引っ張るように
始めの肋骨部分の身体側面に左手を戻します。次は右手で同じ動作を行います。

これを繰り返します。
両手を終えて一つの型なので、一つの型を終えたらまた始めの礼から始めます。

 古川さんは見よう見まねでチェン先生から小念頭の型を学んでいきます。
拳を水平に前に出す動作時にチェン先生が
「両胸の間である胸の中心から伸ばすように」
との指示が出ます。
ここから出すことで気も入り、より力も出るのですが慣れないと
日常の動作の延長でどうしても身体の側面寄り、
または身体を傾けて手を伸ばしてしまいます。難しいところです!
チェン先生から指示があるたびに古川さんの「はい!」の声が道場に響きます。


実はここまでは前半です!
後半は左手を身体の前に床と水平に持ってきてから拳を握ったまま
身体の前に腕の角度を床から見て100度ほどの傾きで左手を開きます。
3回体の前に拳を突き出したら右手でも同じ動作を行います。
ここでのポイントは肘を締めることです。
手を動かす型なので、肘がどうしても開いてきてしまうので要注意です!
注意していても肘が開いてきてチェン先生に注意をされる古川さんの笑顔がキュートですが、
肘が開かないように注意!です。

最後に通しでやっていただきましたが、
覚えのいい古川さんは3回目でチェン先生から「いいでしょう!」のお墨付きをいただきました!

次回はより難しい型の「尋橋」です。お楽しみに!




Text by わたなべりんたろう

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