Cinem@rt エスピーオーが運営するアジアカルチャーメディア

最新台湾ドラマ|VBLシリーズ「Eternal Butler」、初のファンミーティング開催でファン大興奮

ニュース提供元:三立テレビ(三立/SET)

先日最終回を迎えたVBLシリーズの人気BLドラマ「Eternal Butler」。3月上旬に開催された最終回視聴イベントでは、客席中が泣き声に包まれ、ドラマの終わりを惜しんだ。主演キャストのチャン・ジョーウェイ(張哲偉)、チェン・ジュンティン(陳峻廷)、ホン・イェンシャン(洪言翔)、ルオ・ジャンエン(羅章恩)は、そんなファンの思いに応え23日、台北で初のファンミーティングを開催。キャストとの近距離での交流はもちろん、さまざまなサプライズ企画でファンを喜ばせた。

まずチケット発売前に、キャスト自ら主催サイドに交渉し「ビデオコール」という追加特典を実現。これは後日、キャストのいずれかと1対1でオンライン通話ができるというファン垂涎の特典だ。そのほか、まもなく27歳になるチェン・ジュンティンに向けたお祝いメッセージをファンが事前に準備し、イベント当日に誕生日を祝うというもの。このお祝いメッセージは、劇中の名シーンを再現するコーナーで突然スクリーンに映し出された。「あなたは私が初めて夢中になったスターです。ずっと応援します!」など、ファンからの愛溢れるメッセージに、チェン・ジュンティンが思わず涙ぐむ一幕もあった。

また、チャン・ジョーウェイとチェン・ジュンティンが歌う主題歌「世界の果て」を4人で初披露。さらにカップル2組がそれぞれ2曲ずつ歌い上げ、計5曲のミニライブを実施。サプライズと誠意が込められた演出に、会場は大いに盛り上がった。

AIロボットの恆4(ホンスー)を演じたチャン・ジョーウェイは「初めて他のキャストと同じ舞台に立つことができ、本当に感動しました。何より大事なのは、僕たちと一緒にこの物語と夢を支えてくれた、たくさんのファンの皆さんがここにいること。皆さんがいてくれて本当によかったです」と喜びを示した。これまでボーイズグループ「FEniX」のメンバーとして活躍し、本作で御曹司の羅布仕(ルオ・ブーシー)を演じたチェン・ジュンティンは「俳優としてファンミーティングに参加するのは新鮮でした。特に歌うだけではなく、ファンの皆さんとしっかり交流できて、とても楽しかったです。もっといろいろな場所に行って皆さんに会いたいです」と語った。

羅布仕の親友、周禎群(ジョウ・ジェンチュン)を演じたホン・イェンシャンは「ステージで歌うのは本当に久しぶりですが、『Eternal Butler』のみんなと一緒でとてもワクワクしたし、感激しました。今回のファンミを通して、本作を気に入ってくれた皆さんと交流できるのは幸せなことです。これからも機会があれば、もっと多くの作品でお目にかかりたいです」とコメント。借金を抱えるフリーター林賈騫(リン・ジアチエン)を演じたルオ・ジャンエンも「ジョーウェイ、ジュンティン、イェンシャンと一緒に歌って、ファンの皆さんと交流でき本当に楽しかったです。僕は皆さんの前で歌う経験はあまりないのですが、イェンシャンがいてくれたので安心感がありました。今日のイベントは『Eternal Butler』の旅路を皆さんと一緒にコンプリートしたようで、特別な思い出です。今後ももっといい演技をお見せできる機会が増えたらいいなと思います」と将来への期待をにじませた。

ファンミーティング終了後には、SNS(ソーシャルメディア)上にイベント満足度の高さや、さらなるサプライズ企画を期待するコメントが多々寄せられた。

BLドラマ「Eternal Butler」は、日本のRakutenTVをはじめ、世界各地域で配信中。

RakutenTV「Eternal Butler」配信ページ
https://tv.rakuten.co.jp/content/495551/

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。

台湾エンタメニュース 記事一覧

台湾でのドラマ・映画などのエンタメ最新情報をお伝えしています。

記事の更新情報を
Twitter、Facebookでお届け!