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最新台湾映画|『夏日最後的祕密』共演者がリン・ズーホンらの現場エピソードを明かす

ニュース提供元:阿榮影業

 
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ハラハラドキドキの青春ラブストーリー『夏日最後的祕密(原題)』のメイキング映像「熱血青春編」が、4日に解禁された。本作にはパトリック・シー(施柏宇)、ルゥルゥ・チェン(程予希)、リン・ズーホン(林子閎)をはじめ、ウー・ハンチュン(呉函峮)、メーガン・ライ(頼雅妍)、フィガロ・ツェン(曾少宗)らが出演する。メイキング映像では、異色の同級生キャストたちがふざけ合うお茶目な姿が垣間見られる。

フォロワー100万人を誇るインフルエンサーのジー・ブーシン(紀卜心)は本作が映画初出演。ヒロイン、ルゥルゥ・チェンの何でも話せる親友であり、恋愛コンサルタントの秦湘榆役に挑んだ。撮影について「とても緊張しました。画面映えしないのではないかと不安でしたが、役柄を理解してみると、まるで自分そのものだと思いました」と語った。ジー・ブーシン自身も友人の恋愛問題をサポートすることが多く、プライベートでも「恋愛クリニック」状態なのだとか。泣き止まない友人に一日中付き添うなど、まさに親友の鏡といえそうだ。またルゥルゥ・チェンについては「見た目は知的で上品ですが、一緒に仕事をしてみるとユーモアがあって温かく、とても気遣ってくれました」と称賛。親友という関係性を培うため、クランクイン前から二人で会っていたことも明かした。

パトリック・シー、リン・ズーホンと共に陸上部のメンバーで、体育部長を演じるホアン・ボーフォン(黃柏峰)は、実際にスポーツが得意で中学校ではチームリレーのアンカーだったそうだ。「足が長いので、走ると飛んでいるみたいだとクラスメートに言われました。それに髪の毛が全部舞い上がるので、みんな僕が走るのを見るのが好きでした」と笑い、元気“髪”剌なリレー王子だった過去を明かした。以前共演したことがあるリン・ズーホンとは現場で話すことも多く、空き時間にはよく一緒に近くのコンビニまで買い物に行ったんだとか。パトリック・シーと 3人一緒に並び立つ様子は、共演者たちから「学校で一番美しい景色」と呼ばれていたという。

お笑い担当の蔣孝樺を演じるジャン・チェンチェン(張宸呈)は、「ジョークを言う」という言葉にかけた役名のため、「スマホにジョーク辞典を入れているのですが、寒すぎると言われるので、ジョークを言うときは表情で勝負するしかないんです」と説明。撮影で印象深かったことについては、教室での休憩中にリン・ズーホンが突然メガホンを片手に「成功哲学の達人」になりきって授業を始めたところ、新人のチェン・イン(鄭穎)にダメ出しされたことを挙げた。チェン・インは「夏の強い日差しの中での撮影でしたが、私が日傘を持っていないと知ったズーホンは、日差しを遮ってくれました。普段はクールに見えますが、実際は細やかな気配りができる温かい人です」と、すかさずフォローした。

リン・ティエングイ(林添貴)とホアン・ジーミン(黃志明)がプロデュース、チウ・ハオジョウ(邱晧洲)が監督を務める青春ラブストーリー『夏日最後的祕密』は、4月30日から台湾全域で公開予定。


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翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。

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