「VIP Only」から知る台湾グルメ④水餃子|ドラマから知る台湾のこと#19
この連載では、台湾のドラマ(ときどき映画)を観て感じた小さな疑問をきっかけに、台湾のくらしや文化をご紹介していきます。
教えてくれるひと:ローズさん
台湾・高雄生まれ、来日9年目。日本の映像系企業に勤務。台湾で10年間劇団に参加し、ドラマを観ることも大好き。言語と文化に興味を持ち、毎日日本人の旦那さんと日台文化の違いを楽しく体験している。将来の目標は台湾と日本の架け橋になること。
台湾BLドラマ「VIP Only」から知る台湾グルメ④水餃子
――今回は「「VIP Only」から知る台湾グルメ」第四弾ですね! ローズさん、今日はどんな料理を紹介してくれますか?
ローズ 今日ご紹介するのは、日本でも馴染みがある「餃子」です! 餃子と言えば、日本は焼き餃子が主流のようですが、台湾では水餃子をよく食べます。外食するときも、水餃子を提供する飲食店は簡単に見つけられますし、自宅の冷凍庫に常備している家庭も多いんですよ。台湾人にとって日常的に食べる料理のひとつですね。
「VIP Only」でも、第5話で創作料理店のオーナー・古勁(ホアン・チョンバン演)が小説家・劉歴(チェン・シュエンユー演)の小説のモデルになることになり、「恋愛体験」として2人で水餃子を作るシーンがありますよね。
「VIP Only」©2023 “VBL Series“ Partners All Rights Reserved.
――ありましたね! 餃子を作る過程を「4つの手が協力して1つのミッションを達成する」、「愛情の縮図」と表現するところが面白くて印象的でした。日本でも家族や友達と一緒に餃子を作ったりしますが、台湾では恋人と一緒に作るのが“あるある”なんですか?
ローズ いえいえ(笑)。恋人同士というより、台湾でも家族で作ったりお母さんが作ってくれるイメージが強いです。なので私もあのシーンは微笑みながら観てしまいました。恋愛を餃子作りに例えるなんてさすがです!
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――餃子を「2人で作り上げた作品」と表現したりして、グルメ×文学という本作のテーマにぴったりですよね!
水餃子は、日本ではポン酢や酢醬油で食べることが多いですが、台湾ではどんな食べ方がありますか?
ローズ 色んな食べ方がありますよ! 醬油と香油(シャンヨウ/台湾の白ゴマ油)を合わせた調味料をディップして食べたり、市販の水餃子のたれや沙茶醬(サーチャージャン/魚介をベースにした台湾の調味料)で食べたり。ニンニクと一緒に食べる人もいますよ!ちなみに私は香油が好きですが、黒酢で食べるのも好きです。
最後に、日本で食べられる台湾人が作る水餃子が買えるオンラインショップをご紹介します! 静岡県に住んでいるシェフ・黄さんの手作りの水餃子をはじめ、色んな台湾料理を通販で販売しているサイトです。このお店は台湾人の私も日本人の夫も好きで、よく利用しています。ご興味があればぜひ参考にしてみてください!
台湾味(水餃子 ルーローハン ちまき 通販)
https://taiwanaji.com/
「VIP Only」あらすじ
憧れの人が留学してしまったことで、ベストセラー作家・劉歴(リウ・リー)はインスピレーションを得られなくなり、原稿はことごとくボツになる。そんなある日、レトロな雰囲気の創作料理店「古宅」でどん底に突き落とされる出来事に遭遇する。店主の古勁(グー・ジン)は、彼に恋愛体験を通してインスピレーションを取り戻させようとデートに誘う。劉歴専用の席をキープし、おいしい料理を作って徐々に距離を縮めていくが……。
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\いままでの「ドラマから知る台湾のこと」はこちら/
台湾のドラマ(ときどき映画)を観て感じた小さな疑問をきっかけに、台湾のくらしや文化をご紹介していきます。
2024年4月10日(水)Blu-ray BOX、DVD-BOX リリース
BD:13,200円/DVD:11,000円(どちらも税込)
映像特典:メイキング他
封入特典:ブックレット、サイン入りチェキ風カード(予定)
発売・販売元:エスピーオー
HP:https://www.cinemart.co.jp/dc/t/vbl3.html
X:https://twitter.com/vbl_rio_love
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※台日同時配信!Rakuten TV、ビデオマーケットにて配信中
Rakuten TV:https://tv.rakuten.co.jp/
ビデオマーケット:https://www.videomarket.jp/title/13634L
聞き手/記事制作:Cinemart編集部
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