「指先に宿る命 布袋戯の原点」展は台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで開催中の、布袋戯（ポテヒ）を総覧する初の展覧会。 展示は6つのテーマ展示と体験エリアで演台の姿や人形の独特の美学を再現し、歴史文化や特色を紹介している。この度、好評につき 展示期間を11月30日まで延長することが決定した。

布袋戯とは、 200年以上の歴史を持つ人形劇で、 台湾の街かどで愛され続けてきた大衆娯楽の一つ。 庶民の芸能として誕生した布袋戯は、常に新しいものを取り入れ、時代とともに進化し続けてきた。伝統を受け継ぐ演目に加え、意欲的な“新作布袋戯"が次々と生み出されている。長い歴史を経て、今もなお多くの人々を惹きつける布袋戯は、時代を超えた台湾を代表する一大エンターテインメントとも言える。

2022年の9月に台湾文化部（省）が主催する、 台北木偶劇団×十三代目結城孫三郎•三代目両川船遊X佐藤信の公演(杉並区、 座・高円寺)に合わせ、 台湾における布袋戯、そして台北木偶劇団をより知るための本展は、6つの小テーマに分けてその歩みと魅力を伝える企画展となっている。また「布袋戯（ポテヒ）」の体験コーナーを設けられている。

【台北木偶劇団紹介動画】