身分差を超えた愛をつかみ取る、宮廷ラブロマンス「宮廷衛士の花嫁」。本作の主要キャラクター、「４千年に１人の美女」ジュー・ジンイー演じるお姫さま・姜保寧を挟み、運、知力、武力、人間力をかけてぶつかり合う超絶スパダリ役ツォン・シュンシーvs優良ムコ殿候補No.１役ワン・ジュオチョン。まずは、役柄に負けない３人の華麗なプロフィールを見てみましょう！

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プロフィール
中国語名：曾舜晞（ツォン・シュンシー）
生年月日：1996年10月9日
出身地：広東省深圳市出身
身長：181cm

「大眼仔」（大きな目の男の子）のニックネームがよく似合うツォン・シュンシー。写真撮影が趣味で、中国版『madam FIGARO』『Harper's BAZAAR』の表紙を飾るなど被写体としても魅力的な彼は、2014年にアイドルグループ「fresh極客少年団」のメンバーとしてデビュー、まずはバラエティ番組で頭角をあらわします。

2016年、湖南テレビの人気バラエティ番組「天天向上（原題）」で、準レギュラーの一員に。リウ・ハオラン、ソン・ウェイロン、ポン・ユーチャン、ワン・イーボー…のちに大化けした半端ない逸材ぞろいの中でも、ツォン・シュンシーの個性はキラリと光っていました。

同年、「歓喜密探（原題）」でドラマデビューした後、２作目の「擇天記（たくてんき）～宿命の美少年～」（’17）では早くもメインキャストに。期待値の高さは、傑作武侠小説11回目の映像化となる「倚天屠龍記［いてんとりゅうき］～乱世に煌めく愛～」('19)で、かつてトニー・レオン、ダン・チャオらも演じた主人公・張無忌役に抜擢されたことでも伺えます。人気キャラといえば、ミステリー・アドベンチャー「終極筆記」('20)でも、リー・イーフォン、ルー・ハン、チュー・イーロンと錚々たるイケメン俳優が務めてきた主人公の呉邪（ウー・シエ）を演じて好評でした。

アクションを華麗にこなし、いくつもの話題作に主演しているツォン・シュンシーが、「今までで一番進歩を感じられた役どころ」と手応えを語るのが、「宮廷衛士の花嫁」の李謙役。どこから見ても好青年一択の「説英雄誰是英雄（原題）」（’22）王小石と、リャン・ジェイとのラブラブぶりが嬉し恥ずかし「如夢令〜鴈帰西窓月〜」（’21）趙孝謙を足して２で割ったようなナイスキャラ。

そんな李謙に、恋のライバルとして無謀とも言える戦いを挑むのは、われらが「陳情令」 外叔父上、ワン・ジュオチョン！　次回、ワン・ジュオチョンのプロフィールをご紹介します。

インタビュー
・ツォン・シュンシーインタビュー

コラム
・「宮廷衛士の花嫁」李謙 vs 趙嘯の胸キュンガチンコ対決！

ニュース
・「宮廷衛士の花嫁」仲直りキスのメイキング映像チラ見せ！　
・「宮廷衛士の花嫁」本編をちら見せ！＃１　
・「宮廷衛士の花嫁」本編をちら見せ！＃２　
・「宮廷衛士の花嫁」本編ちら見せ！＃３　

「宮廷衛士の花嫁」

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Text：林穂紅（りん すいこう）
中華圏ロックの対訳や音楽誌への寄稿を中心に活動後、OSTの仕事をきっかけに中華ドラマの字幕翻訳に従事。編著に『チャイニーズ・ポップスのすべて』（音楽之友社）、記事執筆に『中国時代劇で学ぶ中国の歴史 2023年版』『最新！注目スター＆中国時代劇ドラマガイド』（キネマ旬報社）、『見るべき中国時代劇ドラマ』（ぴあ株式会社）など。