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台湾映画『阿修羅/アシュラ(原題:該死的阿修羅)』 10/22〜オンライン開催| 映画上映イベント<台湾映画の"いま">

『阿修羅/アシュラ(原題:該死的阿修羅)』ポスター

2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように台湾映画の"いま"に繋がってきたのか、そして"いま"何が起きているのかをお届けする台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のイベントシリーズ2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜革新と継承〜」。

10月22日に開催される第7回では、『阿修羅/アシュラ(原題:該死的阿修羅)』を上映。本作はジャーナリストの書いた無差別殺人に関する3つのレポートに触発されて制作された、数々の受賞歴を誇る樓一安(ロウ・イーアン)監督最新作。台湾では今年3月に公開され話題を呼び、2021年金馬獎、2022年台北電影賞で王渝萱(ワン・ペイシュアン)が助演女優賞をダブル受賞し、アメリカアカデミー賞外国語映画部門の台湾代表作としてエントリーされた。

黃聖球(ホアン・シェンチョウ)

教育、ネット社会、格差、マスコミの功罪など様々な社会問題を通してなぜこの事件が起きたのか、そして登場人物の事件の前と後の人生から罪とは何か?を問うサスペンスで、重層的な物語の構成と視点の変化が、見る者に驚きをもたらす。

主役の少年には話題の大ヒット作『先に愛した人』(2018)で注目を浴びた新人 黃聖球(ホアン・シェンチョウ)、ジャーナリストに昨年日本でも公開された『親愛なる君へ』の莫子儀(モー・ズーイー)、先述の王渝萱(ワン・ペイシュアン)、本作で金馬奨の新人賞にノミネートされた潘綱大(パン・ガンダー)はじめ、ベテラン、中堅の名優達が脇を固めている。

王渝萱(ワン・ペイシュアン)

莫子儀(モー・ズーイー)

開催概要

実施日時:10月22日(土)14時から
申込み:10月7日(金)午前11:00〜10月10日(月)午前11:00
    https://taiwan-movie7.peatix.com (9月22日からリンク開放)

『阿修羅/アシュラ(原題:該死的阿修羅)』作品概要

『阿修羅/アシュラ(原題:該死的阿修羅)』
2021年(114分)
監督:樓一安(ロウ・イーアン)
出演:黃聖球(ホアン・シェンチョウ)、莫子儀(モー・ズーイ)、王渝萱(ワン・ペイシュアン)、潘綱大(パン・ガンダー)、王渝萱(ワン・ユーシュアン)、賴澔哲(ライ・ハオジャ)、張詩盈(チャン・シーイン)、丁寧(ディン・ニン)
ⒸContent Digital Film Co., Ltd.

<あらすじ>
18才の誕生日、ある少年が夜市で改造した空気銃を発砲、一人の男性が死亡した。 偶然その場に居合わせ目撃したジャーナリストと女性、被害者の婚約者、少年の親友……6人の運命は夜市で絡み合い、この事件がそれぞれの人生に大きな影を落とすことになる。もしこの犯罪を犯したのが他の人物だったら、この6人の運命はどうなっていたのか……。

◆アフタートーク:本編解説、秋の映画祭情報と各映画祭の選定傾向

2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"」
開催日程:2021年4月〜10月(7回)※下記参照
開催形式:配信プラットフォームによるオンライン
参加:無料。事前申し込み制。
スピーカー:江口洋子(台湾映画コーディネーター、アジアンパラダイス主宰)
主催:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター/アジアンパラダイス
協力:映画各社
イベント形式:映画の上映とトーク(監督や俳優のムービーメッセージ、テーマトーク、台湾映画界の最新情報)

※各回の申込みの詳細は、以下のWebサイトで告知
台湾文化センター  https://jp.taiwan.culture.tw
アジアンパラダイス http://www.asianparadise.net

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