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【最新ドラマin台湾】「オレん家のフロ事情~人魚と過ごした49日」記者会見で、ハー・ハオチェンがケント・ツァイをお姫様っこ!

ニュース提供元:メディアリンク(羚邦集団)

3年半の制作期間を経て完成した眼福風呂コメディ「オレん家のフロ事情~人魚と過ごした49日(原題:我家浴缸的二三事)※2022.7.8更新」の放送開始に先立ち、2月5日、監修のパン・ウェイリン(潘瑋翎)、プロデューサーのマオ・インジエ(毛穎潔)、監督のジャン・シーミン(張熙明)をはじめ、主要キャストのハー・ハオチェン(禾浩辰)、ケント・ツァイ(蔡凡熙)、リウ・ジューピン(劉主平)がマスコミ取材に応えた。

  「オレん家のフロ事情」記者会見の集合写真

日本のコミック『オレん家のフロ事情』を実写化した「オレん家のフロ事情~人魚と過ごした49日」(全14話)は、2016年にメディアリンク(羚邦集団)が日本の出版社よりリメイク権を買い付け、企画・脚本・キャスティングから制作までを手掛けたもの。完成作品を原作者(いときち氏)に見せたところ、全話を一気見した上でDVDの発売もあるかと尋ねたほど気に入ったという。ドラマでは原作の要素を多く取り入れつつ、さらに舞台を広げた内容となっている。


ハオチェンとケントは、苦難に陥れば互いに助け合う間柄を演じる。人魚の李仁宇(ハオチェン)が持つ特殊能力で、自動車事故に遭った趙龍杰(ケント)を死の淵から救うシーンでは、ハオチェンがケントをお姫様抱っこする姿を披露。高身長のケントは体重もそれなりにあるため抱き抱えるのは難しかったとした上で、「ケントは痩せすぎ。骨っぽくて抱き心地がよくなかった」と、初めて男性をお姫様抱っこした感想をもらした。

「オレん家のフロ事情」場面写真1

「オレん家のフロ事情」場面写真2

一方ケントは、自分で歩かずに済むので楽だし楽しかったとしながらも、気分がいいのは一時だったと話す。というのも、劇中ひ弱な役を演じるケントもまたハオチェンを抱き上げるシーンがあったため。「ハオチェンを抱き上げたときは本当に死にそうだった」とこぼし、軽々しく男性を抱き上げるものではないと真剣な面持ちで語った。これに対しハオチェンは、苦労を敷いてしまったがケントの態度はとても男らしく安心感があったとし、撮影後はケントの部屋で筋肉をほぐすマッサージをしてあげたと明かした。

さらに取材現場では、劇中のお姫様抱っこを再現。ハオチェンは軽々とケントを肩に担ぎ上げ、彼にエネルギーを送っていると余裕の笑顔。続いてケントも必死にハオチェンを抱き上げたが、3秒ほどでギブアップ。ハオチェンは思わず、旧正月に食べすぎたとケントに詫びた。

「オレん家のフロ事情」記者会見でのお姫様抱っこ1

ハオチェンとケントは普段から仲がいいため、劇中ではアドリブも大いに発揮している。ある日お腹を空かせた人魚が寝ている趙龍杰(ケント)を起こすシーンでは、人体の構造を知らない人魚という設定の下、ハオチェンがケントの頭から爪先まで遠慮なく触りまくったため、二人とも大笑いしてしまったという。ケントは当時の感覚を「くすぐったい感じ」と笑いつつ、ハオチェンは普段からちょっかいを出すのが好きで、お互いよく触り合っていると暴露。するとハオチェンも「お互い自分にないものを触るんだ。僕はケントの脂肪に、彼は僕の筋肉に触れる」と返した。

新たに公開された2本のメイキング映像では、劇中の姿だけでなくハオチェンとケントの素顔も見られる。「二人の掛け合いのテンポがぴったり」、「人魚がスタイルいい。このドラマでご飯何杯もいける」とのコメントが相次いだ。

「オレん家のフロ事情」記者会見でのお姫様抱っこ2

このうち「人魚哥教你練人魚線(人魚が教えるマーメイドラインの鍛え方)」編は、旧正月を祝い視聴者のために特別制作されたもの。美しい「マーメイドライン(腸腰筋のVライン)」を誇る人魚インストラクターに扮したハオチェンと「マグロライン」のケントが、おふざけフィットネスレッスンを決行。ペットと飼い主がお互い好感情を育むための簡単なエクササイズを紹介している。ケントは、ハオチェンと朝から晩まで一緒にいればマッチョになれると思っていたが、予想に反して二人とも太ってしまった。その原因はケントの惰性にあったと明かした。


「オレん家のフロ事情~人魚と過ごした49日」は、毎週日曜台湾夜8時、GTV八大戯劇テレビ(八大戯劇台)で先行放送中。また同日夜10時よりKKTV、LineTV、中華電信MOD/Hami Video、毎週月曜午後12時よりmyVideoで配信中。

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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