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【最新ドラマin台湾】Netflixドラマ「華燈初上-夜を生きる女たち-」第三部、いよいよ3/18~世界独占配信!予告映像公開中

ニュース提供元:結果娯楽  画像・動画提供元:Netflix、百聿數碼


台湾ドラマの新境地を切り開いた話題作「華燈初上 -夜を生きる女たち-」、このほど待望の第三部配信日が明かされると同時に予告映像も公開された。

予告映像では、ヤン・ヨウニン(楊祐寧)演じるパン・ウェンチェンら警察組織の内情に、ルビー・リン(林心如)、チャン・グァンチェン(章廣辰)、シュウ・ジエカイ(修杰楷)らが絡み合いさらに大きな謎に発展、殺人事件の捜査が進むにつれ真実が明らかになっていく様が描かれる。また生き残りをかけたクラブ光(ヒカリ)のホステスたちの人間模様も、物語をクライマックスに導く。

監督のリエン・イーチー(連奕琦)は、「第三部の一番の見どころは、出演者それぞれの素晴らしい演技。これ以上のキャストはもういらない。みんなの演技が炸裂して、彼らの逆転劇を見るだけでも追いつかない」と太鼓判を押す。

データサイト「FlixPatrol」の統計によると、本作の一、二部は、台湾Netflixで累計35日連続トップ10にランクインしたほか、香港、シンガポール、ベトナム、マレーシア、ギリシャ、トルコでもランクイン。第三部の配信に伴い、英語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語の吹き替えも新たに加わり、華語のコンテンツがグローバル市場に参入した形だ。

総プロデュサーのルビーは、「最高のクオリティにこだわったため、第三部の配信はお待たせしてしまったが、失望させない自信がある」と、作品の出来に胸を張った。

予告映像では、パンの知られざる一面も明かされる。ヨウニンは「当時の時代背景と環境では、元々警察における刑事の役割は黒と白の間のグレーゾーン。パンは時と場合によって難しい選択を迫られる。そんなどうしようもない中で、人は時に異なる何かを芽生えさせることがあると思う」と、自身の役について説明した。

第二部の最後のシーンも視聴者を驚かせるに十分だったが、今回の予告ではジエカイ演じる検察官の関与と警察機構の崩壊も暗示しており、さらにエキサイティングな展開となりそうだ。

今回4度目の共演となるルビーとヨウニンは、演技の息もぴったり。ヨウニンは「ルビーと共演シーンはいつも楽しかった。今回の役はお互い引かれ合いながらも曖昧な関係のままなので、感情表現がより豊かで、取調室や光の控室などでの彼女の視線一つひとつに動きがあるように感じた」と話した。

一方ルビーは、「二人の恋愛感情は後半のエピソードで少しずつ育っていくが、同じ立場の者同士、頼り合うという気持ちかもしれない」と、二人の関係性について説明した。また「死別だけでなく生き別れに対しても、彼女は失ったすべてと一歩ずつ向き合っていくしかない。それが一番辛いところだと思う」と、自身が演じるローズママの苦境について話した。

Netflixと百聿數碼の共同制作による大型サスペンスドラマ「華燈初上 -夜を生きる女たち-」は、3月18日台湾午後3時よりNetflixで独占配信。三部構成全24話。第三部(17〜24話)では、スーママ殺害事件の犯人の正体が少しずつ明らかになっていくと同時に、より多くの秘密と複雑な関係のベールが剥がされる。

主要キャストはルビー・リン、ヤン・ヨウニン、シェリル・ヤン(楊謹華)、リディアン・ヴォーン(鳳小岳)、デレック・チャン(張軒睿)、パフ・クオ(郭雪芙)、エスター・リウ(劉品言)、シエ・チョンシュアン(謝瓊煖)、ニッキー・シエ(謝欣穎)、カミー・チアン(江宜蓉)、チャン・グァンチェン。さらにウォレス・フォ(霍建華)、ビビアン・スー(徐若瑄)、ジョセフ・チェン(鄭元暢)、ワン・ポーチエ(王柏傑)、ウー・カンレン(呉慷仁)、ワン・ジン(王淨)、ツェン・ジンホア(曽敬驊)、リン・ボーホン(林柏宏)、9m88ら豪華キャストが特別出演している。

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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