【台湾レポート】『藍色夏恋』チェン・ボーリンとグイ・ルンメイ19年ぶりのCM共演、「まるで映画のミニ続編」と話題
自動車メーカー・VOLVO(ボルボ)の台湾インポーター・Volvo Cars Taiwanが今月24日、YouTubeチャンネルに新CMを公開し、ネットで話題となりました。
新CMに出演するのは、台湾の人気俳優 チェン・ボーリン(陳柏霖)とグイ・ルンメイ(桂綸鎂)。二人が共演した2002年公開の台湾青春映画『藍色夏恋』は大ヒットし、2人が演じる17歳の少年少女が、恋やアイデンティティに悩む様子は視聴者に強い印象に残しました。
この度、二人は19年ぶりに共演。このCMに対して台湾のメディアは「まるで『藍色夏恋』のミニ続編」、「『藍色夏恋』の張士豪(チェン・ボーリンの役名)と孟克柔(グイ・ルンメイの役名)が数年後、大人になって再会したように見えて、とても懐かしい」と報道しました。
このCMは、『藍色夏恋』の終盤にある孟克柔のセリフ「3年後 そして5年後、あるいはもっと ずっと後、私たちはどんな大人に?」を引き継ぐように、「長いその後、私たちはどんな大人に?」というグイ・ルンメイのセリフから始まります。そしてチェン・ボーリンが登場し、二人は笑いながらカフェで話したり、一緒に写真を撮ったり、車に乗ってケンカもしたりして、映画の中にある海辺で音楽を楽しみながら体を揺らすシーンも再現。チェン・ボーリンのセリフ「時間が変わっていても、世界が変わっていても、私たちが変わっていても、その後、私たちは自分が嫌う大人になっていない」は、まるで映画の中の孟克柔の質問に答えているように見えて、とても興味深いです。
『藍色夏恋』の監督 イー・ツーイエン(易智言)は去年の金馬獎授賞式で、新作アニメ『廢棄之城』(原題)で長編アニメーション賞を受賞しました。面白いことに、この賞のトロフィーを彼に渡したのは、チェン・ボーリンとグイ・ルンメイの二人でした。チェン・ボーリンは授賞式で「そろそろまた映画で共演する時が来るのかな?」と言いました。
二人の再共演を楽しみにしているファンは、このCMで『藍色夏恋』の感動を呼び返しつつ、引き続き二人の共演を楽しみにしましょう!
◆チェン・ボーリンとグイ・ルンメイが19年ぶりに共演したCMはこちら
◆映画『藍色夏恋』をご覧になりたい方はこちら
Text:ローズ
台湾・高雄生まれ、来日7年目。日本の映像系企業に勤務
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