台日合作の台湾オペラ「アフロディーテ 〜阿婆蘭(アポーラン)〜」、1月8日までYouTubeにて配信中【台湾レポート】
2021年12月25日、日本の現代美術作家・やなぎみわさんが脚本、演出、美術を手掛け、南台湾の三大劇団「秀琴歌劇団」、「春美歌劇団」、「明華園天字戲劇団」より出演した台湾オペラ(歌仔戲)「アフロディーテ 〜阿婆蘭(アポーラン)〜」が高雄市の衛武営国家芸術文化センターで上演されました。公演は屋外で行われ、千人余りの観客が集まり芝生や階段で観劇しました。
画像提供:財團法人文化臺灣基金會
歌仔戲(台湾語での発音は「ゴアァヒ」)は台湾の伝統芸能で、台湾オペラとも呼ばれます。主に台湾の方言である台湾語で演じられ、音楽と歌も取り入れて、役柄でキャラクターが分類されている舞台芸術。昔は屋外舞台で上演されるのは一般的でしたが、時代と共に屋内の上演やラジオ、映画、テレビなど様々な形で観劇できるようになっていきました。
画像提供:財團法人文化臺灣基金會
「アフロディーテ 〜阿婆蘭(アポーラン)〜」は台湾の文化部が主催した、台湾と日本のアーティストによる大規模な文化交流イベント「Taiwan NOW(台湾ナウ)」を締めくくる作品として上演されました。物語のテーマは台湾特有のコチョウラン・阿婆蘭(アポーラン)となり、蘭役の演者たちの白い衣装で舞う姿がとても迫力があります。今回の公演は日本語字幕付きで2022年1月8日よる23時59分(台湾時間)までYouTubeにて無料配信中です。
画像提供:財團法人文化臺灣基金會
◆公演について詳しくはこちら
Text:ローズ
台湾・高雄生まれ、来日7年目。日本の映像系企業に勤務
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