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【“東京で” 台湾ごはん何食べる?】第1回 胡椒餅と鹹豆漿@四ツ谷一餅堂

ローズさん じゃあ、次は胡椒餅をどうぞ。

編集部員A わぁ!角切りの豚肉がゴロゴロ入ってて、肉汁がじゅわじゅわ! ネギも肉汁を吸って甘くて美味しい…!

ローズさん 胡椒餅は夜市の定番メニューなんだよ。私たちは夜市でこれを買って、食べ歩きしたりします。


台湾中の胡椒餅を食べ歩いた浅古さんがたどり着いたのは、台湾・嘉義市の味!そこから日本人に向けて改良し、「四ツ谷一餅堂」の胡椒餅が生まれました。


編集部員A まわりのパンの部分、外側はパイみたいにサクサクなのに内側はフワフワで、不思議な感じ。しかもふわふわのところに肉汁が沁み込んで、最高!

ローズさん あはは、喜んでもらえてよかった(笑)。胡椒餅って、インドのナンみたいに窯に張り付けて焼いてるんだ。だから底の部分はカリッとしてて、美味しいよね。


マンガ『台湾ごはん何食べる? 台湾人・阿米と日本人・美菜の食楽記』(AKRU・著 幻冬舎)より。胡椒餅登場シーン

四ツ谷一餅堂こだわりの胡椒餅専用窯! 台湾ではドラム缶を使って胡椒餅に最適な窯を自作しているお店も多いそうです。

窯の横に立っているのがオーナー 浅古さん。浅古さんが「(このお店は)この窯ありき!」と話すほど、胡椒餅にとって窯は重要なもの。このお店の為に作ってもらった特注品だそうです。


ローズさん あと胡椒餅って、台湾だとコショウがしっかり効いてるものが多いんだ。このお店の胡椒餅は優しい味だから、小さな子でも食べられると思う。

編集部員A たしかに、スパイシーすぎるのが苦手な私でも美味しく食べられる!あと、お肉がいっぱい詰まってるから脂っこいかなと思ったけど、全然そんなことなくて食べやすいね。

ローズさん 台湾だとラードを入れることもあるんだけど、このお店は入れてないから重くなくて食べやすいよね。

編集部員A 胡椒餅も鹹豆漿も美味しかった~!

ローズさん また台湾ごはん、食べに行こう!

ローズさん編集部員A ご馳走さまでした!


【今回のお店】
四ツ谷一餅堂
東京都新宿区四谷1丁目17−8 
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今回は、胡椒餅(フージャオビン)と鹹豆漿(シェントウジャン)をご紹介しましたが、四ツ谷一餅堂には焼餅(シャオピン)や台湾のお茶やスイーツなど、様々な台湾グルメが楽しめます。もちろんテイクアウトOK!
また、オーナー浅古さんがお店のこだわりと話す「台湾のカフェにいるような雰囲気を味わえる空間づくり」の通り、まるで台湾に遊びに来たような気持ちになれるのも魅力。

お客さんの2割ほどは台湾の方だそうで、日本在住の台湾人の方が台湾の雰囲気も求めて来店されるそう。実際にローズさんも台湾人のお友達にこのお店を教えてもらい、とても懐かしい気持ちになったそうです。


お店で流れるBGMは、台湾でリアルタイムで放送されているラジオ番組!ローズさんも「初めて来たときすっごく懐かしかった!」

店内の案内板も台湾の物。こちらは台湾華語で「先にお支払い」の意味。

お茶&花生餅(ピーナッツまんじゅう)などのスイーツもオススメです♡



「台湾ごはん何食べる? 台湾人・阿米と日本人・美菜の食楽記」
著者:AKRU
価格:1,200円(税別)
出版社: 幻冬舎
幻冬舎・作品紹介ページ:https://www.gentosha.co.jp/book/b13374.html

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