ぶっとい二の腕に包まれたいあなたに贈るアジア映画5選
<中国代表>リー・トンシュエ『沈黙の大陸』
さらに2人のモムチャンをご紹介。スティーブン・セガール&マイク・タイソンという映画界とボクシング界の狂犬が顔を揃えた『沈黙の大陸』(17)だ。
「こんなおっさんたち、もうお腹いっぱい」と思ったでしょ? そうこの作品、セガールが出ていると日本では自動的に「沈黙」のタイトルがついてしまうのでそのシリーズかと誤解されていがち。確かに、一応セガールVS.タイソンのガチンコ対決も用意されてはいるが、原題は『中国推銷員』(英題は『Chaina Salesman』)。つまり、本当の主演はタイトルの中国のセールスマンを演じたリー・トンシュエだ。
トンシュエといえば日本では、テレビドラマ「宮廷の諍い女」の果郡王役、同「運命の桃花〜宸汐縁〜」の景休と、時代劇が似合う文化系の香り漂う俳優だ。
本作では、北アフリカ某国の通信インフラ整備プロジェクトに入札中のサラリーマン役。だが、ライバル会社が?仕掛けた妨害工作に巻き込まれるという一大事に遭遇。知恵と体力と、アフリカでの中国パワーを活かして乗り切るのだが、目が行くのはサラリーマン然としたファッションでも隠すことのできない筋肉美。実際、Tシャツ姿で出演した中国のテレビ番組を見ると鍛えているのが一目瞭然。トンシュエの違った魅力と可能性を感じられる作品だ。
<5本目の筋肉堪能映画は、タイ映画から選出!>
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