インディアンムービーウィーク広報・相原さんが教えてくれる、おすすめカルチャー×スイーツ【インド編①】
Cinem@rt 10月の特集テーマは「アジアンスイーツ」。ですが、アジアンカルチャーの“好き”を応援するCinem@rtらしく、スイーツとカルチャーを一緒に楽しむ3つの質問を、有識者の方々にしてみました。
Q1「代表的スイーツと一緒に楽しみたい、おすすめカルチャー作品は?」
Q2「代表的スイーツからイメージする人は?」
Q3「最新注目作と一緒に楽しむ、おすすめおやつは?」
どんなスイーツ&カルチャーの出会いがあるでしょうか?
【教えてくれた人】インディアンムービーウィーク広報 相原さん
2019年に第1回を開催した、インド映画祭「インディアンムービーウィーク」の広報をしています。作品選定のため、多い時は1日数本インドの映画を観ています。インディアンムービーウィーク2020は、9月より開催中です。
公式サイト:https://imwjapan.com/(主催:SPACEBOX)
まず…インド編のスイーツ代表は グラーブ・ジャームン
牛乳と小麦粉で出来たドーナツをシロップに浸した、世界で一番甘いと言われるインドのスイーツ。日本では缶詰めで売られていたりもする。
<グラーブ・ジャームン>と一緒に楽しみたい、おすすめカルチャー作品は?
インド映画『プレーム兄貴、王になる』(2015)
劇団員のプレーム(サルマン・カーン)は、災害被災地支援で出会ったマイティリー王女(ソーナム・カプール)に募金を渡しに行こうと旅に出ます。
バス休憩で立ち寄った市場でお土産を買おうとショーケースを覗き込むと、そこにはさまざまなお菓子やスナックが山盛りに並べられ、垂涎の光景が広がります。セットで使われた菓子類はなんと、合計1.2トンにのぼったとか。エキストラ5000人、使った花は5000キロなど、当時、インド映画最高の製作費がかけられた大作です。
日本でもインド食材店で缶入りグラーブ・ジャームンを手軽に買うことができ、時にはカレー弁当の中にデザートとして鎮座するほどインドのおやつとして定着しています。
一方インド現地では、日々のおやつではなく、ディワリ(ヒンドゥー教の新年を祝う祭り)など祭りの日にいただく特別なおやつです。
『プレーム兄貴、王になる』は、華やかな民族衣装群舞を堪能でき、ハッピーエンドに涙腺が緩むマサラ映画。そして物語は、ディワリに終わります。ハレの日のお菓子、グラーブ・ジャームンにぴったりな一本といえます。 (相原さん)
『プレーム兄貴、王になる』Blu-ray発売中 4,800円+税
発売元:フルモテルモ 販売元:ハピネット・メディアマーケティング
公式サイト:https://prem-aniki.jp/
<グラーブ・ジャームン>からイメージする人は?
ヨーギ・バーブ(俳優)
一度見たら忘れられない、アフロヘアが印象的なヨーギ・バーブ。タミル語映画界で活躍する大人気コメディアンです。ヴィジャイ作品の常連になっているほか、2020年公開の『Darbar』(日本未公開)では、スーパースター・ラニジカーントとも共演しました。
登場するだけでほんわかと笑いを引き出す存在感があります。 (相原さん)
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