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SSFF & ASIA2020 ひかりTVアワードは台湾で奮闘する日本人男性を描く『多日想果(タピオカ)』に決定

  

米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)は、2003年からジャパン部門(当時はナショナル部門)を設立し、多くの才能豊かな日本人監督の作品を紹介してきた。

映画祭では、今年もNTTぷららが運営する映像配信サービス「ひかりTV」とタッグを組み、ジャパン部門ノミネート作品監督の中から、オリジナル性、将来性が感じられる監督に「ひかりTVアワード」を授与。

第5回目を迎える2020年は、大門嵩(おかどたかし)監督、Jon Cox監督作品『多日想果』の受賞が決定した。『多日想果』は台湾・高雄市を舞台にした、日本人&台湾人キャストによるショートフィルム。大門嵩監督が主演も務めた。

なお、ひかりTVアワードはジャパン部門ノミネート作品として、9月27日(日)までSSFF & ASIAオンライン会場で観ることができる。
URL: https://shortshorts2020.vhx.tv/



ショートショート フィルムフェスティバル & アジア
第5回ひかりTVアワード 受賞作品

『多日想果』

大門 嵩 & Jon Cox/0:19:19/台湾/日本/ドラマ/2019
台湾に留学するタカシは、日本では味わえなかった友情や恋心に日々の楽しさを見つけることができる。しかし、自分の気持ちを率直に伝えることの難しさを身をもって感じているうちに時は流れていった。

監督 : 大門 嵩 & Jon Cox
大門崇 奈良県生まれ。テレビ、 映画、CMと活躍。近年はカメラ マン、 監督としても活動。 Jon Cox 韓国生まれ。大門氏の初監督作品「殻の無いカタツムリと水掻きの無いカエル」と「COCKROACH」の撮影と脚本に協力。今回の短編映画「多日想果」も撮影と脚本、そして共同監督として参加。

 

受賞理由:
台湾の高雄市で撮影された本作品。台湾に語学留学中のタカシと屋台で働いているフェンとの交流が非常に微笑ましく、異文化間での交流、そしてロケーションである台湾の魅力が作品に奥行きを与えていました。タピオカドリンクを飲むような刹那な時間に訪れる甘いひと時。短い時間に凝縮された内容に満場一致で、本年のひかりTVアワード受賞作が決定致しました。

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