「王子様をオトせ!」から知る、台湾の数のかぞえ方【ドラマから知る台湾のこと #2】
この連載では、台湾のドラマ(ときどき映画)を観て感じた小さな疑問をきっかけに、台湾のくらしや文化をご紹介していきます。
教えてくれるひと:ローズさん
台湾・高雄生まれ、来日6年目。日本の映像系企業に勤務。台湾で10年間劇団に参加し、ドラマを観ることも大好き。言語と文化に興味を持ち、毎日日本人の旦那さんと日台文化の違いを楽しく体験している。将来の目標は台湾と日本の架け橋になること。
― 「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」がきっかけで、最近アーロンさんの主演作「王子様をオトせ!」を見直しているのですが、ローズさんに教えてもらいたいことがあって...。ドラマの中でなぜか「アロハ~」のハンドサインが何度か出てくるんですが、セリフはまったく「アロハ」と関係がなくて。 たとえばこの場面なんですけど...これは台湾ならではの意味があったりするんですか?
ローズさん:あはは!これは「アロハ~」じゃないですよ(笑)。台湾では「6」を表すジェスチャーなんです。
― そうなんですか!日本だと手のひらに指を一本あてて「6」を表現するけど、台湾だと...
ローズさん:「アロハ~」です(笑)。
― もしかして、ほかの数字も違う?
ローズさん:台湾人の中でも人によって少し違うこともありますが、私は1、2、3、4、5、6、7、8、9、10と、こんな感じ。そういえば「3」も違いますね。台湾人の「3」は「オッケー」(笑)。あと「10」も台湾だと指をクロスさせて表現します。漢字の「十」ですね。
― 「10」のハンドサイン、日本だと「お会計お願いします」の意味になっちゃいます。
ローズさん:そうなんです! 以前、日本のレストランでアルバイトをしていた時、お客さんが私に向かってこのハンドサインをするのですが、私は「10...?何が10なの?」と戸惑ってしまった思い出が...。逆に、私が「6名様です」と台湾式の「6」のハンドサインをして店長に不思議そうな顔をされたこともありました(笑)。その時に初めて台湾と日本で数の数え方が違うことを知りましたね。
― じゃあ、この数え方の違いをちゃんと覚えておけば、台湾に行ったときに屋台やレストランでスムーズに注文ができますね。
ローズさん:そうですね、通じやすいと思います。ぜひ使ってみてください!
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