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料理も食事もスマイルが大事! 韓国料理研究家 趙善玉先生のイベントレポ

2015年12月15日(火)、神保町にある韓国専門のブックカフェCHEKCCORI(チェッコリ) で行われたイベント「第5回CHEKCCORI LIVE」に参加してきました。今回は、韓国料理研究家でいらっしゃる趙善玉(チョン・ソンオク)先生 が「?? ?? ??(食卓の上のキムチ)」というテーマでお話をしてくださいました。



イベントの冒頭、「私のことは、ぜんだま先生と呼んでくださいね」と場を和ませてくださった善玉先生。とてもお美しい先生で、イエローの鮮やかな韓服を着ていらしたことが印象的でした。そんな善玉先生はとても有名な先生で、韓国WFCCが認定する「キムチ名人」、「餅名人」の2つの称号を獲得されている方なのです。

今回はそんなキムチ名人の善玉先生から直接、キムチについてのお話を聞かせていただける機会でした。中でも私が印象に残っているのは、ユネスコ人類無形遺産に選出された「キムジャン」についてのお話です。11月~12月にかけてご近所同士や親族が集まり、力を合わせて大量のキムチを漬け込む行事のこと、というとお分かりになる方も多いのではないでしょうか。

キムジャンは家庭ごとにキムチの作り方を伝承していく大切な行事で、相手のことを思って愛情を込めて作っています、と熱くお話してくださった善玉先生。今でこそ作る量は減ってきているものの、昔は多いところでは1000株も漬け込んでいたといいます。とても想像できない量ですよね。出来あがったキムチはご近所の方とも分け合います。食べるものを分け合って、大切に生きましょうという心が込められていると伺いました。韓国は絆がとても強い国と感じていますが、こういった所にも人の温かさを感じることが出来ますよね。

今回のイベントでは、とにかく「スマイル」ということがキーワードだったと感じました。「自分がいつも楽しく食べること。スマイルであるなら何を食べてもいいのですよ」、「楽しくなければ料理じゃないです」と、善玉先生もずっと笑顔で、時には歌もはさみ、参加者も笑顔が絶えないイベントでした。

そして今回のイベントには楽しみがもうひとつ! お土産がついていました。これを楽しみに参加された方も多いのではないでしょうか(笑)。 善玉先生が愛情込めて作ってくださったキムチ1/4株と、韓国農協の方が提供して下さった、えごま油を頂きました。これ以外にも試食の時間もあり、盛りだくさんのイベントでした。CHEKCCORIで頂ける韓国伝統茶、韓国餅は善玉先生が提供してくださっているものです。ぜひ皆さんも召し上がってみてください。

【店舗情報】
CHEKCCORI(チェッコリ) 詳細はコチラ!

筆者: メファ 

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