最新台湾ドラマ|VBLシリーズ「Eternal Butler」の主演キャスト、旧正月の過ごし方を語る
ニュース提供元:三立テレビ(三立/SET)
先月から配信がスタートしたVBL2024「Eternal Butler」は、反抗的な憎まれ御曹司と、執事兼ボディガードを務める高性能人型ロボットの愛を描くBLドラマ。視聴者から「家族愛から恋心まで、作品世界に深く引き込まれる」、「AIロボットの彼氏力すごい」、「FEniXのメンバーだってことを忘れるくらい演技が自然」など、多くの反響が寄せられている。旧正月休暇を控えた小晦日(27日)、主演のチャン・ジョーウェイ(張哲偉)とチェン・ジュンティン(陳峻廷)がメディアの取材に応え、旧正月のエピソードを明かした。
毎年帰省し家族と過ごすというチャン・ジョーウェイは、昨年祖父が亡くなったため、今年は祖母と過ごすことを何より大切にしたいと語る。チェン・ジュンティンも家族のもとに帰省する予定だが、そのほか廟にお参りしておみくじを引くなど、チャン・ジョーウェイと一緒に過ごすプランも考えているという。
お年玉について尋ねられた二人は、「両親はお金に困ってないですよ」と声を揃えて笑いながらも、実際には毎年家族にお年玉を渡していると説明。チャン・ジョーウェイは、家族への気持ちと自分へのプレッシャーもあり金額は年々増えるばかり。しかも偶数でないといけないため増え幅が大きいとしながらも、お年玉には基本的に手をつけず袋に日付を書き込んで長い間取っておくという家庭の習慣があるため、いつも厚めのしっかりしたお年玉袋を用意するという、温かいエピソードを明かした。チェン・ジュンティンも同様に、やはり縁起の良い金額でお年玉を贈るという。「金額ではなく、気持ちとムード、そして幸運を願うことが大事だと思います」と語った。
また、チェン・ジュンティンは台湾の伝統に則り、家族全員で大晦日の夕食を共にし、正月2日目は母の実家に行くため、毎年スケジュールを調整するという。これを聞いたチャン・ジョーウェイは、「じゃあ今年は僕も一緒にお母さんの実家に帰省しなきゃ」とジョークを飛ばし、自らのエピソードも明かした。祖父がまだ元気だったころは、旧正月に帰省するたび、甕仔雞(釜焼きした鶏肉料理)を一緒に作ったそうだ。家には調理用の鶏小屋もあり、ここ数年は家族の伝統を引き継いだチャン・ジョーウェイが甕仔雞作りを担っているとか。チェン・ジュンティンは、チャン・ジョーウェイが作る洋食はとてもおいしく、特にチキンのコルドンブルーが絶品だとした上で、「中華料理も同じくらい上手かはわかりません」と笑った。一方、チャン・ジョーウェイも「ジュンティンの家庭料理もすごいですよ。煮魚がとても上手なのですが、彼の家族がレストランを経営している関係かも」と、チェン・ジュンティンの料理の腕前を絶賛した。
ワーカホリックのチェン・ジュンティンは、グループ活動、俳優業、MC業にかかわらず、とにかく仕事が途絶えることのないようにしたいと新年への期待を寄せた。チャン・ジョーウェイは、新しい年もドラマや歌、MCなどで二人とも活躍でき、将来的にはもっと多くの舞台で共演できたらと述べた上で、歌が苦手なので 「先輩アイドル」のチェン・ジュンティンに教えてもらいたいと締め括った。
BLドラマ「Eternal Butler」は、日本のRakutenTVをはじめ、世界各地域で配信中。
RakutenTV「Eternal Butler」配信ページ
https://tv.rakuten.co.jp/content/495551/

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。
台湾でのドラマ・映画などのエンタメ最新情報をお伝えしています。
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