最新台湾ドラマ|結婚は試練の始まり? ハッピーエンドのその後を描いた「結婚してる…それでも!」、バレンタインデーに全世界配信
ニュース提供元:齊石傳播
Netflixドラマ「結婚してる…それでも!」(原題:童話故事下集)のポスタービジュアルとメイントレーラーが14日に公開された。金馬賞で最優秀短編映画賞を受賞したリー・ニエンショウ(李念修)が脚本と監督を務め、アリス・クー(柯佳嬿)、リウ・イーハオ(劉以豪)、コー・シューチン(柯淑勤)、ツェン・ジンホア(曽敬驊)、ヤオ・アイニン(姚愛寧)、シエ・イーリン(謝依霖)のほか、フー・モンボー(傅孟柏)ら実力派俳優が出演する。ソファをメインに、ファンタジーなコメディテイストを醸し出すポスタービジュアルは、著名なポスターデザイナーのチェン・シーチュワン(陳世伝)が手掛けた。
メイントレーラーは、「つい最近のこと、王子様とお姫様が運命的に出会いました」という前置きから始まる。バイクを猛スピードで走らせる林宜玲(アリス・クー)が、道を渡っていた曾學友(リウ・イーハオ)にぶつかったことから恋に落ちる二人。おとぎ話のように「それから二人は末永く幸せに暮らしました」という展開になるかと思いきや、林宜玲の「クソが!」という一言で現実に引き戻される。結婚後の林宜玲は、床を拭いたり皿を洗ったりとまるで家政婦のような日々。白馬の王子様だったはずの夫は実はマザコンで、義理の両親との同居もはや3年になり、林宜玲は7日に一度は離婚を考え引っ越したいと考えている。
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そんなとき出会ったのは、イケメン薬剤師の劉文傑(ツェン・ジンホア)。「他人の世話だけでなく、自分も大切にすべきだよ」という彼の優しい心遣いは、疲弊していた林宜玲の心を鷲掴みにする。さらに、大学時代の元カレで同僚の張人偉(フー・モンボー)からは「君がもし結婚していなかったら、僕たちは今も付き合ってたかな?」という思わせぶりな発言が飛び出し、林宜玲は3人の男性に翻弄されることになる。一方、夫の曾學友は庇護欲を刺激するシングルマザーの同僚・陳思鹿(ヤオ・アイニン)と出会い……。夫婦が結婚生活で直面する男女関係、そしてその背景となる結婚に関するテーマも大きな見どころだ。
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監督のリー・ニエンショウは本作を、王子様とお姫様の結婚後を描いた「恋から覚める物語」だとし、「恋愛の蜜月期をスキップし、結婚後の現実を描きました。王子様が実はマザコンで、お城は牢獄だったと気づいたとき、それでも互いに愛し続ける理由を見つけられるのかを掘り下げます」と説明。制作の目標については、視聴者とともに食事をしたり、車に乗ったり、家事をしたりと、平凡な日常生活に寄り添える内容にできたら何より光栄だと語った。
主演のアリス・クーは、脚本について「恋愛関係で起こりうるさまざまな問題が、どうしようもなく可愛らしいです。見終わった後は、結婚ってやっぱり愛すべきものかもと思わせてくれます」と述べた。リウ・イーハオも、「監督が素晴らしい物語を書いてくれたおかげで、僕たち全員が撮影を心から楽しむことができ、撮影終盤には名残惜しい気持ちになりました。僕たちを信頼してくれた監督に感謝しています。ロマンチックな恋の後の二人を描いた本作は、私たちの生活の一部かもしれません。ぜひ楽しんでください」と胸を張った。
バレンタインデーに贈る、豪華キャストと製作陣がタッグを組んだ「結婚してる…それでも!」は、ハッピーエンドのその後を描いた繊細でユーモラスなリアル・ラブコメディ。2月14日からNetflixで全世界独占配信。
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翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。
台湾でのドラマ・映画などのエンタメ最新情報をお伝えしています。
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