最新台湾ドラマ|マオ・チーション主演、「獨佔接班人」の台湾での配信日決定
ニュース提供元:LINE TV
LINE TV、海王天璽、iQIYI(愛奇芸)国際版が共同製作するBLドラマ「獨佔接班人(英語名:Exclusive Love)」が3日、ポスタービジュアル解禁と同時に、来年2月14日から台湾で配信が始まることを発表した。
「獨佔接班人」は、台湾初の納棺師をテーマにした物語。葬儀社の二代目・王湛が望まぬ家業を継がせられようとする中、冷徹な納棺師・唐篤知と出会い、生と死、夢と現実との葛藤を通して成長していく姿を描く。一方、もう1組のカップルである張以慶と涂井和は、両片思いでありながら高校時代に生じた誤解から長年すれ違い続けている。やがて張以慶は、涂井和と別の女性との結婚式を担当することになり、ようやく本心に気づくが……。
ポスタービジュアルには、黒いスーツに身を包んだマオ・チーション(毛祁生)、ジャン・ジアシェン(張家陞)、シュー・ウェイゾー(徐瑋澤)、プー・ジンホン(朴靖恆)の4人が花を背景に微笑む姿。カラフルな色味と輝きが結婚式を象徴する一方で、スーツの配色は葬儀もイメージさせる。結婚式と葬儀という両極にある儀式を通し、彼らが変わっていく過程で互いに救済されることを暗示しているそうだ。
ジャン・ジアシェンはこのポスターの撮影日、一番胸をときめかせた出来事を振り返り、「キスしてもおかしくないほど近距離で互いを見つめ合った瞬間です。腰も抱かれ、まるで世界に二人だけという感じでした」と明かした。一方、マオ・チーションは台本の読み合わせに何度も付き合ってくれたジャン・ジアシェンの優しさを挙げ、「ヘアメイク中など、役に集中しきれないような状況で突然セリフを投げても、ジアシェンはいつも自分に付き合って返してくれる。ジアシェンの真剣さを感じて温かい気持ちになりました」と絶賛した。
同じ事務所の先輩後輩であるシュー・ウェイゾーとプー・ジンホンは、心温まるエピソードを披露。シュー・ウェイゾーは「知り合って間もないとき、ジンホンが積極的に話しかけてくれた彼に温かさを感じました。あるときコーヒー用にストローを探していたら、ジンホンがバッグからストローを取り出して渡してくれたんです。些細なことですが、その瞬間まるで自分を全部わかってもらえているように思えて感激しました」と明かした。対するプー・ジンホンも「何かとそそっかしい僕にリマインドしてくれたり注意してくれたりします。ウェイゾーが何か心配そうなときは、楽観的な僕が笑わせて元気づけることもありました。言葉にできない不思議な絆が徐々にできたと思います」と、シュー・ウェイゾーとの関係を語った。撮影外での二人のやり取りからも、互いをどれだけ大切に思い合っているかがうかがえる。
両極の要素が共存するBLドラマ「獨佔接班人」は、来年2月14日(金)台湾時間夜8時からLINE TV、iQIYI(愛奇芸)国際版で配信スタート。このほか、LINE TV台湾では、メーガン・ライ(頼雅妍)、ワン・チュアンイー(王傳一)、シュウ・ジエカイ(修杰楷)、ヴィッキー・ツェン(曾莞婷)らが出演する、宮廷闘争さながらの権力争いや策略が渦巻くオフィスドラマ「祕書俱樂部(原題)」、母を亡くし家族からの冷遇されるヒロインが復讐のために結婚する時代劇「九重紫(原題)」など、話題の新作が続々配信開始。
翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。
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