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イベントレポ|台湾BLドラマのキャスト13人が一挙来日! “奇蹟”のファンミーティングは抱腹絶倒?《前編》

「奇蹟」ファンミーティングのポスター

台湾の文化内容策進院TAICCA、八大電視股份有限公司、日本のエスピーオー、楽天グループ、ビデオマーケットが共同で製作した台湾BLドラマ「奇蹟」のファンミーティング、題して「奇蹟のファンミーティング in Tokyo」が12月3日、昭和大学上條記念館上條ホール(東京都内)で開催されました。

登壇者は、「奇蹟」メインキャストのカイ・シュー(徐愷)、タロ・リン(林毓桐)、ナット・チェン(陳柏文)、ルイス・ジャン(姜典)、略してK4の4人をはじめ、敵役を演じたウェイン・ソン(宋偉恩)とホアン・ジュンジー(黃雋智)、カイ・シューの弟役アン・ジュンポン(安俊朋)、さらにBLドラマ主演の先輩であり「奇蹟」に特別出演しているアーロン・ライ(頼東賢)、ハンク・ワン(王碩瀚)、マックス・リン(林上豪)、シュエン・シー(石承泫/ハオ・シーから改名)、マット・リー(李見騰)、キレイ・チェン(鄭齊磊)。総勢13人が一堂に会し、日本のファンとの交流を楽しみました。

「『正負之間~Plus & Minus』ファンミーティング~運命から奇跡へ」から約1年、当時の8人でも相当な破壊力でしたが、よもやこの「奇蹟」へと繋がって新たな5人が加わった13人にパワーアップするとは誰が予想できたでしょうか。いろんな意味で “奇蹟”が重なったファンミーティングだけあり、会場は開演前から名入りの団扇やメッセージボードを手にしたファンの熱気に満ちていました。イベントは昼と夜の2部開催。本稿では夜の部を中心にレポートをお届けします。


オープンニングはファン垂涎の客席降り!

前方スクリーンに浅草の風景が映し出されると、まず客席左側からアーロン・ライとハンク・ワンが「みんなどこ?」とキョロキョロ周りを見回しながら登場し、会場の熱が一気に上昇!

どうやら浅草で待ち合わせという設定のようで、マックス・リン、シュエン・シー、キレイ・チェン、マット・リー、次にウェイン・ソン、ホアン・ジュンジーと客席左右のドアから次々と姿を現します。続いて、客席後方から「奇蹟」の主演キャスト、白范CPのカイ・シューとタロ・リン、陳艾CPのナット・チェンとルイス・ジャンが登場すると、一際大きな歓声が沸きました。今回、唯一の相方不在でトリを務めたアン・ジュンポンを含め、全キャスト客席降りというファン垂涎のオープニングに会場が早くもヒートアップする中、アン・ジュンポンが「奇蹟のファンミーティング!」とタイトルコールし、イベント開始が告げられました。





明かされるプライベートの“奇蹟”

ユニットでないにもかかわらず、いずれ劣らぬ麗しい台湾俳優が一堂に会す、これほど華々しい競演がかつてあったでしょうか。13人が舞台上に一列に並ぶ様子は圧巻、かなりの絶景です。

司会者ヘンセさんから挨拶を求められると、「皆さん、こんばんは。○○です」と、きれいな日本語でそれぞれ自己紹介。13人の中で唯一、今回が初来日というタロは「東京の気候はとても気持ちいいです。景色も美しく、空気がきれい」と日本の印象を語りました。

ドラマのタイトルにちなみ「人生で奇跡と思った出来事」という質問が振られると、「クランクアップの日、ルイスと一緒に偶然通りがかったのが陳毅役に決まったという知らせを受けた場所でした」というナットの運命的なエピソードのほか、カイからは「日本に来る搭乗手続きの日、タロとコーディネートを示し合わせたわけではないのに、二人とも映画『レオン』の登場人物のスタイルにそっくりでした」と白范CPの相性の良さを示すエピソードなどが明かされました。さらに、ジュンジーが2016年に台湾で発生した在来線の爆発事故に居合わせるも無事だったことを挙げたあたりから想像を超える“奇蹟”体験が続出。ハンクとアーロンは大怪我からの生還、マックスは大手術を経験、マットはMRT車両との接触事故、キレイは首に大怪我など、それぞれに大変な過去を乗り越えてきた事実が次々と明らかに。タロ、ジュンポン、シュエンらも本イベントの登壇やファンのみんなに出会えたこと自体が奇跡だと異口同音のコメントを口にしましたが、人生はまさに一期一会、今ここにいる全員が奇跡の積み重ねの結果なのだと実感させられる貴重なエピソードをシェアしてくれました。




質問コーナーでCP決裂? 

事前にファンから寄せられた質問に答えるコーナーでは、「『奇蹟』の好きなキャラと自分以外で演じてみたい役」、「無人島に行くなら誰を連れていくか」というお題で大いに盛り上がった昼の部。夜の部では「今のCP以外で、13人の中からパートナーを選ぶとしたら?」との質問に、ウェインが真っ先に「はい!」と挙手。「劇中では范哲睿と結ばれなかったので、次はカイ先輩とご縁があれば」と答える一方、相方のジュンジーに向かい「すみません!」と、深々お辞儀をして謝罪しました。別の相手を選ぶ際、他のメンバーもCPの相方に謝る場面が見られましたが、CP推しのファンに対する気遣いが感じられるようで、こちらまでホッコリ。

続いて、シュエンを選んだキレイがその理由を答えようとすると、「理由は言わなくていいです」とウェインがばっさり。実は時間が押していたため、自らタイムキーパーを買って出たウェインですが、突っ込み上手な司会者から「ウェインさん、自分は理由言ったんですけどね。最初の尺はさすが自分でちゃんと取りました」と絶妙な切り返しを受け、ウェイン本人と会場は爆笑の渦に包まれました。最終的にマットとシュエンに指名されたルイス、ルイスとハンクから指名されたマット、カイとジュンジーから指名されたハンク、ジュンポンとアーロンから指名されたウェインの4人が同率で一番人気という結果に。CP決裂もなく、無事に円満着地しました。いつかそれぞれを選んだ理由も聞きたいですね。

イベントレポ|台湾BLドラマのキャスト13人が一挙来日! “奇蹟”のファンミーティングは抱腹絶倒?《後編》

イベントレポ後編では、爆笑の「わたしが監督」コーナーや、「あの人」登場やバースデーサプライズの模様を紹介!

Text:Cinem@rt編集部



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