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SAI Dance Festival|世界的に活躍する台湾振付家賴翃中《birdy》作品来日上演

 Birdyの1シーン
LAI Hung-Chung ”Birdy” Hung Dance-Stray Birds Dance Platform

「互いに刺激しつつ、ダンスの本質を高め、創造と交流の場」を目標とするSAI Dance Festivalが今週6/2(金)~6/4(日)開催。本イベントに、台湾Stray Birds Dance Platformgのディレクター賴翃中(ライホンチョン)の代表作《Birdy》が来日上演決定。

《Birdy》は「International Contemporary Dance Festival of the Canary Islands, MASDANZA」(MASDANZA)受賞を皮切りに世界的に活躍している台湾賴翃中の《birdy》。作品の中にコンテンポラリーと伝統がどうあり続けるべきかを考えさせる秀作だ。6月4日18時半シアターXで上演。

公演詳細情報:
SAI Dance Festival オフィシャルサイト:https://www.saidance.com/2023


《Birdy》作品紹介

振付:賴翃中(ライホンチョン)
出演:グオ・ジュエカイ、ウ・シンジェイ
楽曲:Awe / Roger Goula, The Wave: Tuesday / Max Richter
Choreographer: LAI Hung-Chung
Performer:Kuo Chueh-Kai, Wu Shin-Jie
Music:Awe / Roger Goula, The Wave: Tuesday / Max Richter


ライホンチョン(Lai Hung Chung) Profile

ライホンチョン
台湾Stray Birds Dance Platformgディレクター

ライホンチョン(Lai Hung Chung)

Hung Danceは、 2017年5月5日設立した台湾のコンテンポラリーダンスカンパニーとして、芸術監督・振付家のライ・ホンチョンが命名した。「Hung (翃)」という単語から、その意味通り「飛ぶ」という志でカンパニーの意味が込められている。年間作品、国際共同制作、海外公演の3つを柱に展開。また、毎年「Stray Birds Dance Platform」を開催し、若手振付家の創作意欲を高めるだけでなく国際的なリソースになることを目指している。

現在、彼らの年間プロダクションの中核をなしているのは、アーティスティック・ディレクターライ・ホンチョンの作品である。彼のダンス作品は、人間の内面、土地、世界、あらゆる瞬間への反応であり、内なる感情や身体の状態をダンスのムーブメントに浸透させます。太極拳の要素をストレッチすることで 現代的な思考と融合させ、新たなダンスのボキャブラリーを培う独自のトレーニングシステムを開発。発表作品には、2018年『Boundless』、2020年『See You』、2022年『Formless Erosion』などがある。

2020年『See You』が第19回太新芸術賞にノミネートされ、2022年、文化部より第19回太新芸術賞に選出される。2022年には台湾文化省よりFestival OFF d'AvignonとTaiwan Season at the Edinburgh Fringe Festival に選出され、完売公演を達成、好評を博した。エジンバラ・フリンジフェスティバルの台湾公演では、5つ星レビューと4つ星レビューを獲得した。Hung Danceは台湾の文化的活力を輝かせ、マーヴィン・スタッターの「フリンジの精神」賞を受賞。もう一つの最新作『Formless Erosion』もまた第21回台新芸術賞の第1シーズンにノミネートされている。

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