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『キン・フー 武俠映画の王(原題:大俠胡金銓)前編』を上映|台湾映画の“いま”

『キン・フー 武俠映画の王』ポスター 

2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように"いま"に繋がってきたのか、そして"いま"何が起きているのかをお届けする台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のイベントシリーズ、台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"」。

2023年の第3回は、武侠映画の王キン・フー監督の作品と映画人生を記録したドキュメンタリー『キン・フー 武俠映画の王(原題:大俠胡金銓)前編』を上映。

武侠映画は、今日の世界の映画の中でも突出したジャンル。その武侠映画界の巨匠として知られるキン・フーの映画美学は時代を超越し、李安(アン・リー)や徐克(ツイ・ハーク)などの国際的な有名監督に今でも深い影響を与えている。

このキン・フー監督の作品と生涯を記録したのは、『遠い道のり(原題:最遙遠的距離)』やドキュメンタリー『尋找背海的人』の林靖傑(リン・ジンジェ)監督だ。キン・フー作品で多くの主演をつとめた石雋(シー・チュン)を記録の旅の案内人とし、キン・フーから影響を受けたクリエイターたちの証言で構成、前後編二部作として制作。キン・フー作品のユニークな創造プロセスや独特の魅力、さらに、完璧を追求する偉大なアート ディレクターの人生と孤独が、初めて明らかにされる。

今回上映する前編では、キン・フーの古典的な作品を紹介し、石雋(シー・チュン)が訪ねるかつてのロケ地、著名な学識者や映画人たちによる分析、監督の王童(ワン・トン)、呉宇森(ジョン・ウー)、李屏賓(リー・ビンビン)、洪金寶(サモ・ハン)、徐克(ツイ・ハーク)、許鞍華(アン・ホイ)らが当時の記憶と真実を語る。

『キン・フー 武俠映画の王』スチール

『キン・フー 武俠映画の王(原題:大俠胡金銓)前編』作品概要

監督:林靖傑(リン・ジンジェ)
出演:石雋(シー・チュン)、王童(ワン・トン)、呉宇森(ジョン・ウー)、李屏賓(リー・ビンビン)、洪金寶(サモ・ハン)、徐克(ツイ・ハーク)、許鞍華(アン・ホイ)
(2022年10月21日台湾公開 126分)

※後編は7月29日に上映(詳細は後日)

開催概要

「台湾映画上映&トーク〜台湾映画の"いま"2023」
上映作品:『キン・フー 武俠映画の王(原題:大俠胡金銓)前編』
アフタートーク:本編解説、台湾の武侠映画ついて(会場も配信と同じ映像)

上映方式 
①会場:台湾文化センター(港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2階)
日時:6月24日(土)13時開場 13時30分開演
定員:50名(ソーシャル・ディスタンス確保のため)
参加:無料
申し込み受付 6月9日(金)21時から先着順。※定員になり次第申込み終了
申し込み先:Peatix⇒https://taiwan-movie11.peatix.com/
※事前にPeatixに登録が必要です。(無料)

②配信
日時:6月24日(土)14時開始
参加:無料
申し込み受付:6月9日(金)21時から先着順。※定員になり次第申込み終了
申し込み先:Peatix⇒ https://taiwan-movie12.peatix.com/
※事前にPeatixに登録が必要です。(無料)

主催:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター/アジアンパラダイス
協力:華映娛樂股份有限公司


台湾映画の“いま”
開催日程:2023年4月〜10月(7回)
スケジュールはこちら
https://www.cinemart.co.jp/article/news/20230405007222.html

開催形式:会場(台湾文化センター 定員50名)+オンライン
参加:無料 事前申し込み制。
スピーカー:江口洋子(台湾映画コーディネーター、アジアンパラダイス主宰)

主催:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター/アジアンパラダイス
協力:映画各社

イベント形式:会場(定員50名)とオンラインによる映画の上映とトーク
(監督や俳優のムービーメッセージ、テーマトーク、台湾映画界の最新情報)
※各回の申込みの詳細は、以下のWebサイトで告知

台湾文化センター:https://jp.taiwan.culture.tw
アジアンパラダイス:http://www.asianparadise.net

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