やっぱり台湾青春映画はいい!『今日も彼の朝ご飯』上映|台湾映画の“いま”
2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように"いま"に繋がってきたのか、そして"いま"何が起きているのかをお届けする台湾文化センターとアジアンパラダイス共催の台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"」。
5月20日(土)に上映された『今日も彼の朝ご飯(原題:我吃了那男孩一整年的早餐)』は、台湾の人気SNS「Dcard」で5万いいね!が付いたTrueストーリー。多くの学生達がこの二人の恋について語り合い、出版された小説は多くの国々で翻訳出版されている。
これを、映画初出演にして初主演の人気シンガーソングライター周興哲(エリック・チョウ)と、モンスター級新人女優として注目を集める李沐(リー・ムー)はじめ人気若手スターたちが恋模様を繰り広げる王道のラブストーリー映画として製作したのが『今日も彼の朝ご飯』だ。物語と台湾の食文化が見事に融合し、ホラー映画ブームで賑わった2022年の台湾映画界の中で、興行成績第二位というビッグヒットを放った本作。台湾映画の代名詞的だった青春映画は、ジャンル映画に押されて年々製作数が減ってきている中で、この健闘ぶりは本当に頼もしい限り。
今回より、会場とオンラインの両方で実施され、参加者からは「やっぱり台湾青春映画はいい!」、美味しそうな朝ご飯がたくさん登場することから「お腹が空いた!」といった感想が数多く寄せられた。また、アフタートークでは映画の背景、台湾の食文化や習慣、東京で食べられる台湾の朝食店の情報が届けられ、参加者からは「出演者、映画の背景の解説が面白かった。撮影場所の踏切に行ってみたい」「とても的を射た解説で、映画のみならず食文化の解説も興味深かった」「台湾の朝ご飯事情の調査、とても興味深かった。紹介されていた東京のお店も行ってみたい」といった感想が寄せられた。
また、アフタートークでは、杜政哲(トー・チェンジャ)監督からのメッセージも紹介された。
杜政哲(トー・チェンジャ)監督からのメッセージ
「今日はこの映画を見ていただき、ありがとうございます。映画の中にはラブストーリーだけでなく、とても美味しい朝ご飯が出てきます。見ていただいた皆さんが暖かい気持ちになり、台湾に来てこの朝ご飯を食べたいと思ってもらえたら良いなと思います」
なお、アフタートークの映像は現在公開中で誰でも視聴できる。さらに詳しい話が聞ける杜政哲監督インタビューは、Podcastで配信中だ。
◆アフタートーク映像
https://v.classtream.jp/tw-movie/#/player?akey=546835140c2ed6486ac92854bfc7590d
◆杜政哲監督インタビューPodcast
http://asianparadise.sblo.jp/article/190362084.html
スケジュールはこちら
https://www.cinemart.co.jp/article/news/20230405007222.html
開催形式:会場(台湾文化センター 定員50名)+オンライン
参加:無料 事前申し込み制。
スピーカー:江口洋子(台湾映画コーディネーター、アジアンパラダイス主宰)
主催:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター/アジアンパラダイス
協力:映画各社
イベント形式:会場(定員50名)とオンラインによる映画の上映とトーク
(監督や俳優のムービーメッセージ、テーマトーク、台湾映画界の最新情報)
※各回の申込みの詳細は、以下のWebサイトで告知
台湾文化センター:https://jp.taiwan.culture.tw
アジアンパラダイス:http://www.asianparadise.net
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