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【最新ドラマin台湾】ファンタジックコメディ「不良執念清除師(原題)」、キャスト記者会見

ニュース提供元:iQIYI(愛奇芸)国際版サイト

 「不良執念清除師」キャスト集合写真1
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2月14日、iQIYI(愛奇芸)のファンタジックコメディ「不良執念清除師(原題)」のキャスト記者会見が行われ、監督・脚本のリン・グワンフイ(林冠慧)、主演のツェン・ジンホア(曽敬驊)、ビビアン・ソン(宋芸樺)、ポン・チエンヨウ(彭千祐)をはじめ、ヤオ・チュエンヤオ(姚淳耀)、フェンディ・ファン(范少勳)、ヘイ・ジャアジャア(黑嘉嘉)らが登壇した。

厨二病少年役のツェン・ジンホア、新人警官役のビビアン・ソン、天然医学生役のポン・チエンヨウがチームを結成し、ヤオ・チュエンヤオら演じる化け物を退治するというストーリーで、個性豊かなキャストの可愛らしい掛け合いが配信前から多くのファンを魅了している。

会見では、ツェン・ジンホアがタイトルの文字が隠された詩を6枚の紙に書きおろし、2カ月かけて磨いた書道スキルを披露。このミッションのために「また書道の先生のところに行って練習してきました」と謙虚なツェン・ジンホアに対し、ヤオ・チュエンヤオは「撮影現場では、地面に這いつくばって書を書いていました。とても真剣だったので感服しています」、ビビアン・ソンは「撮影中の半年間、ジンホアからは墨汁の匂いがしましたが、彼の書は見栄えがいいので春聯を皆で団体購入したいです」と、口々に書道の腕を褒め称えた。ツェン・ジンホアは「初めての習字は小学3、4年生だったと思います。今回の撮影で行書と草書の書き方を学びました。劇中でも言われるように、心を落ち着かせて一筆ごとに心を込めなければ、きれいには書けません」と書道の心得を述べた。

ツェン・ジンホア
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これまでと全くイメージが異なる初の警官役を演じたビビアン・ソンは、「撮影前に行った警察署の実習で、女性警官は軟弱と思われ信用されづらく見えたので、そうした面を役柄に取り入れました」と語った。一方、役柄の面白い個性は撮影時に彼女自身をリラックスさせ、そのキャラクターを借りて共演者とのコミュニケーションも深めたという。また「ジンホアは毎日一つずつ寒いジョークを披露していました。私たちの反応が薄いほど、その滑った感覚を楽しんでいたようです」とジンホアについて触れると、ヤオ・チュエンヤオは「彼はジョークディーラーです。私はとても面白いと思いますよ」と寒いジョークのファンであることを明かした。

ビビアン・ソン
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人間ではない役を演じたヤオ・チュエンヤオ、フェンディ・ファン、ヘイ・ジャアジャアらは、撮影前に毎回特殊メイクを施した。献体役を演じたフェンディ・ファンは、「解剖台に横たわるのがと怖かったのですが、監督や美術スタッフが金属製のテーブルを解剖台の横に設置してくれたおかげで、肩の力を抜いて演じることができました。画面上は本物の解剖台に横たわっているように見えます。また遺体を腐乱した状態に見せるため、片方の乳首には人口皮膚で特殊メイクを施しました。服を脱ぐと寒くて、鳥肌で裂けてしまった人口皮膚を作り直してもらうクールな体験もしました」と撮影時のエピソードを明かす一方、「今回は寝そべったままなので、楽に稼げたのでは?」とのジョークを飛ばし笑いを誘った。

フェンディ・ファン
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フェンディ・ファンとカップル役を演じるのは、日本メディアで「1000年に一人の美女棋士」とも称されるヘイ・ジャアジャア。『1秒先の彼女』、『ママボーイ(原題:初戀慢半拍)』の出演に続き、今回はナルシストの宮女役を演じる。ヘイ・ジャアジャアは「古代の衣装に興味がありましたし、フェンディへの異次元・異種間の片思いは特別な体験でした」と語った。フェンディ・ファンは「僕の背中のタトゥーを演じる彼女とは、基本的に背面でお互いの声を聞きながらの撮影でした。最後に初めてジャアジャアと顔を合わせたシーンのとき、古代の衣装を着た彼女は気品があって本当にきれいだと感じました。円形のプレート上で回りながら抱擁したシーンは、CG合成後にはとてもロマンチックになるはずです」と胸を張った。

ヤオ・チュエンヤオ、フェンディ・ファン、ヘイ・ジャアジャア
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初めてゾンビ役に挑戦したヤオ・チュエンヤオは、メイクのほかに特殊なアクション訓練も受けたという。「跳ねたり、地面を這いずったり、折れた手足を戻したり、人間工学に反する動きを習得しなければなりませんでした。特にカエル跳びを繰り返して、腰を痛めたこともあります」と撮影時の苦労を振り返った。

ヤオ・チュエンヤオ
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「不良執念清除師」キャスト集合写真2
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翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。

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