【最新ドラマin台湾】『私の少女時代-OUR TIMES-』のビビアン・ソン、新作ドラマで礼儀知らずの新人警官役に
iQIYI(愛奇芸)のファンタジックコメディ「不良執念清除師(原題)」に主演するビビアン・ソン(宋芸樺)のメイキング映像が、1月31日に公開された。監督兼脚本はリン・グワンフイ(林冠慧)。ツェン・ジンホア(曽敬驊)、ポン・チエンヨウ(彭千祐)らが出演する。
ビビアン・ソンは、2014年のデビュー作『等一個人咖啡(原題)』でブレイク後、2015年『私の少女時代-OUR TIMES-(我的少女時代)』の林真心役で、金馬奨の最優秀主演女優賞にノミネート。以降も、次々と話題作に出演している。
「不良執念清除師」では、爽やかでガーリーなこれまでのイメージとは全く異なる、ツッコミが得意で刑事試験に万年不合格のヒラ警官・陳楮英を演じる。ビビアン・ソンは「品がなく、礼儀知らずな面を際立たせることに力を入れました」と話す一方で、「本来の私は礼儀正しくて品があります」と、役柄とはかけ離れている点を茶目っ気たっぷりに強調した。
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警官を演じるにあたっては、被疑者を拘束する動作を含めアクションの訓練も受けた。しかし一番苦労したのはアクションではなく、パトカーの運転だったという。「私の運転が下手という噂を誰が流したか知りませんが、車に乗るたびに『楮英が運転するぞ、気をつけろ!』と大声で言われるんです。少し自信喪失気味ですが、うまくやれる思います」と話した。
このほかメイキング映像では、ビビアン・ソンが監督をはじめ、ツェン・ジンホア、ポン・チエンヨウらと冗談を言い合う姿なども見られる。
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ビビアン・ソンと初めて共演するツェン・ジンホアは、「気持ちの切り替えなど、ビビアンからは多くのことを学びました。彼女は現場のスタッフ全員に元気とポジティブなエネルギーを与えてくれます。コメディーは慣れるのに時間がかかりますが、現場のムードを盛り上げる彼女がいてくれて本当にラッキーでした」と明かした。
中二病の不良少年・蒲一永(ツェン・ジンホア)は、大概のことは口ではなく拳で解決する不良ママの葉寶生(シェリル・ヤン)と二人暮らし。事故に遭い一時は昏睡状態に陥った蒲一永は、なんと「化け物」とコミュニケーションできる能力に目覚めてしまう。以来、平凡だった生活は、「思いが人型化」した化け物につきまとわれる日々に様変わり。刑事の陳楮英 (ビビアン・ソン) 、イケメン医学生の曹光硯 (ポン・チエンヨウ) と共に、手違いから化け物に挑むクレイジーな旅に乗り出した3人は、熱いファンタジック・アドベンチャーを繰り広げる ! 「不良執念清除師」は2023 年に配信予定。
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翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。
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