【最新ドラマin台湾】Netflixで世界独占配信! 台湾・香港の一流制作陣が手掛ける華語作品を発表
ニュース提供元:Netflix
Netflix
Netflixが11月3日、新たに独占配信する華語のドラマおよび映画を発表した。いずれも台湾や香港の一流制作会社とタッグを組んだラインナップは、現代ファンタジー「乩身(原題)」、LGBTQ+のアーバン・ロマンチックコメディ「妮波自由式(原題)」、ルイス・クー(古天楽)主演のSFアクション『未来戦記』、宮部みゆき原作の同名小説をドラマ化した「模倣犯」、1シーズンがアジアを席巻した人気ドラマ「次の被害者」シーズン2の5作品。作品詳細は以下のとおり。
台湾の人気作家・星子の同名小説を原作とする「乩身(原題)」は、台湾の伝統信仰と現代ファンタジーを組み合わせたドラマ。華語ドラマには珍しく特殊効果をふんだんに取り入れ、神や悪魔、幽霊などをリアルに映像化し、そのレベルは華語版『コンスタンティン』と言っても過言ではないほど。主演はクー・チェンドン(柯震東)とワン・ポーチエ(王柏傑)。クー・チェンドン演じる韓杰が、ワン・ポーチエ演じる直属のボス「三太子」の代理人として、陰陽を越えさまざまな難事件を解決する。キャストはシュエ・シーリン(薛仕凌)、チェン・イエンフェイ(陳姸霏)、ヤン・ミンウェイ (楊銘威)、チェン・イーウェン(陳以文)、グオ・ズーチエン(郭子乾)、ソニア・スイ(隋棠)ら。
「乩身」Netflix
「妮波自由式」は、LGBTQ+の多様性を生き生きと描く台湾初のアーバン・ロマンチックコメディ。メインキャストはリン・スーユー(林思宇)、チャン・シューハオ(張書豪)、ルシア(陸夏)、カイザー・チュアン(荘凱勛)。リン・スーユー演じるストレートの雑誌編集者が、チャン・シューハオ演じる大学時代のゲイ友やナンパ達人のルシアと、カイザー・チュアンが経営するバー「MAMA」を舞台に恋愛問題について語り合い、さまざまな性的指向や性別を持つ都会の男女が、欲望と真の愛の狭間で模索する様子を描く。
「妮波自由式」Netflix
香港スターのルイス・クーが初めて主演兼総プロデュースを手掛けた『未来戦記』は、香港でアジア映画の興行収入を塗り替えた大ヒット作。テクノロジーが急速に発展した近未来、隕石の落下で出現した地球外生命体によって、全人類が危険にさらされるというストーリーだ。子どもの頃から『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンで、SF映画への憧れがあったルイス・クーは、「映画界というこの夢工場で働くようになってからも『いつか自分たちの手でSF映画を撮りたい』と思っていました。香港にも高いデジタル技術を駆使した作品が撮れることを、Netflixを通じて世界中の視聴者にご覧いただければ嬉しいです」と胸を張った。ルイス・クーは、本作でロンドン東アジア映画祭のアジア映画特別功労賞を受賞している。監督はン・ユェンファイ(呉炫輝)。ラウ・チンワン(劉青雲)、カリーナ・ラウ(劉嘉玲)、フィリップ・キョン(姜皓文)、ツェー・クワンホウ (謝君豪)のほか、ニック・チョン(張家輝)が友情出演する。12月2日より全世界配信スタート。
『未来戦記』Netflix
ミステリファンなら絶対見るべきドラマ「次の被害者」は、シーズン2が2023年にクランクイン。ジョセフ・チャン(張孝全)、アン・シュー(許瑋甯)、ムーン・リー(李沐)、ジェイソン・ワン(王識賢)らシーズン1のキャストが続投する。娘の江曉孟(ムーン・リー)と穏やかな生活を送っていたアスペルガー症候群の鑑識官・方毅任(ジョセフ・チャン)は、新たな殺人事件に巻き込まれ最重要容疑者となるが、娘と再び会うため無実の証明にすべてを賭ける。
「次の被害者」Netflix
宮部みゆき原作のドラマ「模倣犯」では、検事の郭曉其が、犯罪と挑発をエスカレートさせていく犯人に対し、自らの手を汚してでも事件の証拠を見つけようと決意する。キャストはウー・カンレン(呉慷仁)、アリス・クー(柯佳嬿)、トゥオ・ゾンホワ(庹宗華)、ヤオ・チュエンヤオ(姚淳耀)、フェンディ・ファン(范少勳)、カミー・チアン(江宜蓉)、シア・タンホン(夏騰宏)のほか、ルビー・リン(林心如)が特別出演。監督のチャン・ホンルー(張亨如)は、「キャラ設定は非常に独特です。登場人物を追いながら、『想像もしなかった悪意』を体験すると人はどのような影響を受けるのか。これまでの作品とは一線を画する、人間の本質に迫った台湾の犯罪ドラマを見ていただければ」と語った。「模倣犯」は、2023年に配信予定。
「模倣犯」Netflix
翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。
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