ニュース提供元：三立テレビ（三立電視／SET）

三立テレビ（三立電視／SET）、TVBSが制作する恋愛リアリティ番組「為你唱情歌（原題）」（仮訳：君に歌うラブソング）のプレミア上映会が8月10日に行われ、アーロン（炎亜綸）、シャオユー（小宇）ことソン・ニエンユー（宋念宇）、スン・シェンシー（孫盛希）のほか、リー・ジョーイエン（李哲言）、ケビン・リアオ（廖柏雅）ら出演メンバーが出席した。

「為你唱情歌」は、男性5人女性4人の若者が共同生活をする中で、多くの人の心に響くラブソングを作り、最終的にコンサートを開くというもの。また、その過程で互いに心を通わせ恋の火花も散らす。アーロンは出演メンバーのマネージメント、ソン・ニエンユーとスン・シェンシーは音楽プロデューサーとしてメンバーをサポートする。

出演メンバーはそれぞれに個性的だ。「原子少年」（ボーイズグループのオーディション番組）出身のリー・ジョーイエンは、普段はふざけるのが好きで盛り上げ役のムードメーカーだが、アーロンは彼をプライベートではとても気が利く人間だと好評価。一方、女性メンバーで恋愛経験ゼロのDodoは、皆から「母胎單身」（恋人いない歴イコール年齢）と呼ばれている。カナダ育ちのシンガー・ソングライター、ケビン・リアオは英語が得意なため、みんなの歌詞の翻訳も手伝っているという。出演メンバーのうち一番低身長のホアン・ハオ（黃號）は、恋愛経験7人と明かしたことで経験豊富と認定されると、「多いですか？　みんなが嘘をついているんだと思います」と、普通であることを強調した。

今回音楽プロデューサーを務めるシンガー・ソングライターのソン・ニエンユーは、一番印象深かったのはホアン・ハオだと語る。「番組に参加した一番の収穫は、ホアン・ハオの音楽的才能を知ったこと。それに顔立ちもとてもきれいです」と絶賛した。また最初の収録の際には「若さはエネルギーです。このような番組ができて嬉しいです。皆さんご期待ください」と、番組を熱く支持した。

もう一人の音楽プロデューサー、スン・シェンシーは、メンバーのラブラブな雰囲気に当てられたようだ。出演メンバーが自由に恋する様子が羨ましい、来シーズンは自分にオファーしてほしいとの発言も飛び出した。

マネージメントを担当するアーロンは、若者の恋愛は元気があって羨ましいと話すが、自身は仕事が忙しすぎてもう3年恋愛していないという。だからといって出家したわけじゃないとし、恋愛リアリティ番組に参加することで、愛を分かち合うことができると話した。またアーロンは、恋愛面では自分からいくほうだと明かす。恋愛遍歴は中学2年生から始まり、これまで1、2度しかフリーになったことがないと、経験豊富であることを認めた。

「為你唱情歌」は、三立都会テレビで13日台湾夜10時より先行放送、TVBS歓楽テレビでは20日より隔週土曜夜8時に放送される。

翻訳・編集：二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年５月、張克柔（字幕翻訳家・通訳者）との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前　台湾華語リーディング』（三修社）を上梓。