台湾文化センター×アジアンパラダイス共催の台湾映画上映イベント「台湾映画の"いま"」今年も開催決定!
2016年から始まった台湾文化センターとアジアンパラダイス共催の台湾映画上映イベント「台湾映画の“いま”」が今年もオンラインで開催されることが決定、上映ラインナップが公開となった。本イベントの開催は今年で7年目。
例年通り、今年の上映作品も全て新作と未公開作品で、台湾映画の「革新と継承」が感じられるラインナップとなっている。また、毎回上映作品の解説とテーマトークの2本柱の構成も今年も継続となる。
コロナウイルス感染予防のためオンライン開催での開催だが、これまで秒殺で満席になってしまう作品が多いため、昨年から視聴数を増やし、より多くの方に台湾映画の"いま"が届けられるようになっている。
第一回は、青春映画のレジェンド『藍色夏恋』の(イー・ツーイエン)監督が初めて手がけたアニメーションで、10年かけて完成した『廃棄の城(原題:廢棄之城)』。トークは、作品解説と環境問題映画について。申し込み受付は4月1日(金)午前11時〜4月4日(月)先着順で受付、 台湾文化センターのホームページ http://jp.taiwan.culture.twより。人気イベントの為、参加希望の方はお早めに!
開催概要
開催日程:2021年4月〜10月(7回)※下記参照
開催形式:配信プラットフォームによるオンライン
参加:無料。事前申し込み制。
スピーカー:江口洋子(台湾映画コーディネーター、アジアンパラダイス主宰)
主催:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター/アジアンパラダイス
協力:映画各社
イベント形式:映画の上映とトーク(監督や俳優のムービーメッセージ、テーマトーク、台湾映画界の最新情報)
※各回の申込みの詳細は、以下のWebサイトで告知
台湾文化センター https://jp.taiwan.culture.tw
アジアンパラダイス http://www.asianparadise.net
上映作品とトークテーマ(変更の可能性あり)
◆4月16日(土)14時〜 『廃棄の城(原題:廢棄之城))』(2019年/118分)
監督:易智言(イー・ツーイエン)
声の出演:黄河(ホアン・ハー)
桂綸鎂(グイ・ルンメイ)
張孝全(チャン・シャオチュアン)
李烈(リー・リエ)
易智言監督が初めて手がけたアニメーションで、10年かけて完成した。レジ袋をはじめゴミを擬人化し、環境保護を訴えると共に、少年の成長を描いた物語。
トーク:本編解説、環境問題映画について
◆5月21日(土)14時〜『僕たちの歌をもう一度(原題:聽見歌 再唱)』(2021年 113分)
監督・脚本:楊智麟(ヤン・ツーリン)
出演:馬志翔(マー・ジーシアン)
Ella=陳嘉樺(チェン・ジアフア)
徐詣帆(シュー・シーファン)
Saya
台湾の原住民の子ども達の合唱団「原聲童聲合唱團」と、その指揮をとった校長の実話からヒントを得て、長年ドキュメンタリーを撮ってきた楊智麟(ヤン・ツーリン)監督の初の劇映画として製作された。
トーク:本編解説、多民族映画について
◆6月18日(土)14時〜 『俺の中の奴ら(原題:複身犯)』(2021年 107分)
監督:蕭力修(シャオ・リージョウ)
出演:楊祐寧(ヤン・ヨウニン)
張榕容(チャン・ロンロン)
林哲熹(リン・ジャーシー)
王淨(ワン・ジン)
車の爆発事故を発端に、様々な人間模様が展開するミステリー。台北電影奨で主演男優賞をはじめ3部門ノミネート。受賞はならなかったが、楊祐寧のこれまでにない力演は高評価を得た。
トーク:本編解説、増え続ける犯罪サスペンス映画
◆7月23日(土)14時〜 )『一人にしないで(原題:不想一個人)』(2021年 98分)
監督:范揚仲(ファン・ヤンジョン)
出演:范少勳(ファン・シャオシュン)
莫允雯(クリスティーナ・モク)
温貞菱(ウェン・チェンリン)
納豆(ナードゥ)
社会の光の当たる所で活躍していても心の空洞を埋められない女性、陽の当たらない場所でわずかな光を求める男女が織りなすラブストーリー。
トーク:作品解説、台北電影節レポート
◆8月20日(土)14時〜 短編スペシャル
トーク:本編解説、家族を描いた映画から見える生活と習慣
『旅立ち(原題:姊姊)』(2021年 25分)
監督:潘客印(パン・カーイン)
出演:黃珮琪(ホアン・ペイチー)
朱羿銘(チュー・イーミン)
高伊玲(ガオ・イーリン)
何気ない日常のディティールから家族の温かさを見事に描いたヒューマンストーリー。
『ゴッドハンド(原題:手事業)』(2020年37分)
監督:李宜珊(リー・イーサン)
出演:楊麗音(ヤン・リーイン)
潘麗麗(パン・リーリー)
李亦婷(リー・イーティン)
海辺の道路脇で檳榔店を営む3人の女性それぞれの生き様を描く。
『聞いちゃいない(原題:講話沒有在聽)』(2021年 25分)
監督:李念修(リー・ニエンショウ)
出演:金士傑(ジン・シージエ)
楊貴媚(ヤン・グイメイ)
張詩盈(チャン・シーイン)
家族の死と、慌ただしくとりかかる葬儀の準備の様子がユーモアを交えて描かれる、監督自身の体験をもとにした笑いと涙と感動の物語。
◆9月17日(土)14時〜『もう一度君を追いかけて(原題:跟你老婆去旅行)』(2021年 95分)
監督:林孝謙(ギャビン・リン)
出演:陳妍希(ミシェル・チェン)
張書豪(チャン・シューハオ)
鳳小岳(リディアン・ヴォーン)
2019年に台湾で大ヒットした映画『悲しみより、もっと悲しい物語(原題:比悲傷更悲傷的故事)』の製作チームが放つ新作。大学時代から10年後の男女3人の愛と友情を描いた青春ラブストーリー。
トーク:本編解説、近年減少する青春映画・恋愛映画と観客のニーズ
◆10月22日(土)14時〜『阿修羅/アシュラ(原題:該死的阿修羅)』(2022年 114分)
監督:樓一安(ロウ・イーアン)
出演:黃聖球(ホアン・シェンチョウ)
莫子儀(モー・ズーイ)
王渝萱(ワン・ユーシュエン)
教育、ネット社会、格差、マスコミなど様々な社会問題を通してなぜこの事件が起きたのか?そして登場人物の事件の前と後の人生から罪とは何か? を問うサスペンス。
トーク:本編解説、秋の映画祭情報と各映画祭の選定傾向.
※COVID19の感染状況により、日程・内容なども変更の可能性があります。台湾文化センターのHPでご確認下さい。
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