Cinem@rt エスピーオーが運営するアジアカルチャーメディア

【インタビュー】「殿下攻略」ホアン・リーイン  “観る者の心を動かす力も持っている” 

時代劇×乙女ゲーム?!胸キュンドキドキなラブ時代劇「殿下攻略~恋の天下取り~」が現在セル&レンタルDVD好評リリース中。本作で、ゲームの世界に閉じ込められた彼氏を救うために奮闘するヒロイン林錚錚を演じたホアン・リーインさんに、本作について話を訊きました。


― 「殿下攻略~恋の天下取り~」のどんなところに魅力を感じ、出演を決めましたか?

ホアン・リーインさん(以下、ホアン・リーイン) 脚本を頂いた時から林錚錚というキャラクターが好きになりました。彼女の正義感が強くストレートな性格が面白いと思い、躊躇なく出演を決めました。

 


― ホアン・リーインさんは本作で、彼氏を助けるためにゲームの世界に飛びこむヒロイン林錚錚を演じましたが、林錚錚を演じる際に意識していたことはありますか?

ホアン・リーイン 特に意識していたのはセリフだと思います。林錚錚は現代人ですが、ゲームでの設定は古代人なので、喋り方を分けています。

私は撮影に入る一週間前から分厚い脚本の全話のセリフを覚えておきました。私は演技経験があまりないからです。

また、本作は私が初めて正式的に女性主人公を務めるドラマで、今までの演技の経験を全部足しても30日分くらいしかなかったので、出演者はみんな撮影開始する前に脚本を全部覚えなければいけないと思っていたのです。

撮影開始してから実は事前に熟読程度でよかったと知りました。でも、結果的には事前にセリフを覚えておいてよかったです。私は記憶力に自信が無いので、覚えておいても忘れてしまう時があるんです。プロの方は一目見れば覚えることができるので、本当に感心します。私はできないので、人一倍努力しました。


― 本作はラブストーリーに加え、コメディ要素も強い作品ですが、コメディ演技はいかがでしたか?

ホアン・リーイン 本作は4か月かけて撮影しましたが、楽しく過ごしていました。コメディなので、監督と一緒に演技プランを模索して撮影に臨み、撮影中は我慢できず笑ってしまったこともあります。コメディは、演じるのはかなり難しいですが頑張ってリラックスして演じたので、ぜひ皆さんに笑って頂きたいです。


― ホアン・リーインさんと演じられた林錚錚の、似ている点、似ていない点はどんなところですか?

ホアン・リーイン 私と林錚錚の似ているところは……食べることに対する情熱はそっくりですね(笑)。性格に関しては、林錚錚の方が濃い性格で、私は割と仏系(※落ち着いているの意味)の性格なのであまり感情的にはなりません。

例えば、私は「王者荣耀」というゲームでよく遊ぶのですが、プレイ中は静かで、ゲーム仲間に怒ったり文句も言わないタイプなんです。マネージャーさんの言葉を借りると「戦闘意欲がない」。…まぁその理由は、私がしょっちゅうミスをしてしまうので、むしろ私の方が怒られる立場だからなんですけどね(笑)。いつも一緒にゲームをする仲間からは「朝陽区の足手まとい」といじられています(笑)。


― 林錚錚を演じるうえで、演出家や脚本家から受けたアドバイスで印象に残っていることはありますか?

ホアン・リーイン このチームの皆さんが本作のためにいっぱい頑張ってくれました。特に監督さんは、脚本から撮影まで何でもやってくれて、ご自身の創作インスピレーションを共有してくれたり、私と一緒に役作りをしたりしてくれました。いろいろな面でたくさん助けてくださったし、演技の勉強にもなりました。建前に聞こえるかもしれませんが、本当に感謝しています。


― 共演された俳優の中で、印象に残っている方はいらっしゃいますか?

ホアン・リーイン どの方とも仲が良かったので、みなさん印象に残っていますね。撮影中はとても楽しいいチームでしたし、休憩の時も一緒にゲームしたりお互いにふざけ合ったりしていました。


<次のページ:ホアン・リーインさんがキュンとしたシーンは?>

記事の更新情報を
Twitter、Facebookでお届け!

TOP