アジア圏・そのほかの地域に関するイベントのレポートをお届けします。
【イベントレポ】「タイドラマフェスティバル2021」レポート 前編 〜これから何のタイドラマ見タイ?【Chanel 3】編~
サワディーカ(タイ語で“こんにちは”の意味)! 去る4月3日(土)と4日(日)、在東京タイ王国大使館で「タイドラマフェスティバル2021」が開催されました。
在東京タイ王国大使館はこれまでに東京・代々木公園で「タイフェスティバル」を20回開催(毎年5月、GW翌週の土日)してきましたが、2020年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で中止。今年は日本で流行中のタイドラマを通じてタイの魅力を伝えるという意図のもと「タイドラマフェスティバル2021」と題し、大使館の敷地内で人数と時間を制限して(入替制)行われました。
イベントプログラム
【トークセッション】「日本におけるタイドラマの流行について」
【オンラインイベント】タイのドラマ制作会社3社の所属俳優が参加。俳優がいるバンコクのスタジオと東京の会場を生中継で繋ぎ、ファンと交流
【タイフェア】飲食・物販・タイ観光情報などのブースのほかバンド演奏もあり、例年のタイフェスティバルをギュッと凝縮したような“ミニ・タイフェスティバル”
タイのドラマは、2020年前後から主にBL(ボーイズラブ)ジャンルの作品が日本で人気が出始め、今ではBLドラマだけでなく様々なジャンルのドラマがテレビ放送やネット配信されています。筆者が調べてみたところ(4月中旬現在)、近日放送予定のものも含め、日本語字幕付きで見られるタイドラマはなんと約50本! 「いつの間にこんなに?!」と驚愕しました。
ということで今回のイベントレポートでは、イベントの紹介に加え、タイのドラマ制作会社の特色や所属俳優、ドラマ作品についても紹介したいと思います!
バンコクと東京を生中継して俳優たちと交流! オンラインイベント
「タイドラマフェスティバル2021」ではタイのドラマ制作会社、Chanel 3(チャンネル3)、Nadao Bangkok(ナダオ・バンコク)、GMM TV(ジーエムエムTV)の3社がそれぞれオンラインファンミーティングを実施。バンコクと東京の大使館をオンラインで繋ぎ、ドラマの紹介や俳優たちのトークやQ&A、ゲームなどが行われました。
タイの俳優事情について少しだけ解説すると…タイはフリーランスの俳優が多いのですが、ドラマに出演する俳優の多くは、日本のような芸能事務所ではなく、テレビ局やドラマ制作会社に所属します。ただし、映画出演の場合は所属先は関係なく、好きな映画制作会社の作品に出演することができます。
そして今回オンラインファンミーティングを行った3つの会社は、それぞれの独自の個性を持ったドラマ制作会社です。この3つの会社の紹介を交えながら、イベントの様子を順番に紹介していきましょう!
<次のページ:タイの代表的な地上波チャンネルChanel 3の注目ドラマは!?>
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