「運命のキスをお願い!」ジェリー・イェン 前編 ”気持ちは盛り上がっているのに…”
Cinem@rt 2月の特集は「台湾の注目したい男たち」!第1弾は台湾を代表するスターのひとり、ジェリー・イェンさんのインタビューをお届けします。4年ぶりのドラマ出演作「運命のキスをお願い!」が本日より日本でDVDリリースとなり、これからの活動にも期待の集まる彼に話を訊きました。
― 「運命のキスをお願い!」出演作に決めた理由を教えてください。また、恋愛ドラマを選んだ理由は?
ジェリー・イェンさん(以下、ジェリー):ジャンルというよりは、陸星成という役を演じたいと思ったから出演を決めたんだ。
あと、実はこの役を引き受ける前にプロデューサーや監督と顔を合わせていた。プロデューサーは真面目で、僕や監督と共にいい作品にしたいという意気込みを感じた。だから僕も彼らと一緒に仕事をしたいと思った。それに脚本を気に入ったということもあるね。
― 大人の男性といえる年齢で甘いラブストーリーに出演することにためらいはありましたか?
ジェリー:このドラマの編集長の陸星成は確かに成熟した男といっていい年齢だ。でも年齢やキャリアは青春や恋愛と関係ない。どんな男も心の中に少年の一面があるからね。
― 陸星成は尊大で毒舌、口は悪いけど情に弱いという性格ですが、ご自身に通じるところはありますか?
ジェリー:そうだね、口が悪いところはよく似ているかも。僕も時々、気持ちは盛り上がっているのにクールに見られることがある。だから付き合いにくそうとか、とっつきにくいと思われてしまうことがある。でも親しい友人たちは、僕が単に子供っぽいだけだとよく分かっている。
それに最近では自分でも少年のような心を持ち続けたいと思うようになってきた。永遠に少年のような好奇心を持って世界を見ていたい。あとここ数年、陸星成と同じような経験をして、同じような心境でいるところは通じるところだと思う。
― ファッション誌の編集長役を演じる為に、どのような準備をしましたか?
ジェリー:体を鍛えたことと、実際にファッションデザイナーのところへ行って現場を見学させてもらったこと。僕自身、普段はとてもシンプルな服ばかりだから、今回の役を演じるにあたって友人のファンションデザイナーを毎日うっとうしがられるほど質問攻めにしたよ(笑)。
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