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「剣王朝」リー・シエン "自分自身を完全に「渡す」のは時間がかかった"

人気急上昇中の実力派俳優ダブル主演で贈る、アクション・ラブ史劇「剣王朝~乱世に舞う雪~」。本作で、梁驚夢を裏切った者たちへの復讐に立ち上がった青年・丁寧(ていねい)を演じたリー・シエンさんに、本作についてお話を訊きました。

【リー・シエンさんのプロフィールはこちら】


— 「剣王朝」に出演されることになった経緯を教えてください。

マネージャーたちと一緒に脚本を読んだ後、すぐに「剣王朝」に出演することを決めました。「剣王朝」は剣で物語を語る純粋な武侠ドラマです。丁寧というキャラクターはとても複雑なキャラクターで、非常に高い演技力が求められます。またアクションシーンも非常に多くて、今まで体験したことがないほどでした。僕にとって丁寧は、魅力的なキャラクターかつ、自分自身にとって新しなチャレンジだと思いました。

  

— 「剣王朝」に出演されるにあたり、事前に準備されたことはありますか?

先ほどお答えした通り、丁寧はすごく複雑なキャラクター、かつ「剣王朝」は純粋な武侠ドラマです。このような人物、歴史と出会った時、すべき宿題はたくさんあります。

丁寧が持つ複雑さと数多くのアクションシーンは、僕が今まで経験したことのないレベルでした。なので撮影に入る2、3ヶ月前から歴史や人物を理解するための努力をしてきました。演技指導の先生にもついていただき、人物や演じ方について話し合いました。もちろん、プロデューサー、監督とも継続的にコミュニケーションを取りました。そうやって、このキャラクターを作り上げていきましたね。


— リー・シエンさんは、演じられた丁寧をどのような人物だと考え、演じられましたか?

丁寧は町でよく見かける普通の少年ではありません。彼は、深い憎しみを抱きつつ、治らない病気も患っている。また、丁寧には複雑な性格と使命があります。この役を演じる為、様々な課題と向き合いました。人物の表現について、プロデューサー、監督、演技の先生からたくさんのアドバイスをいただきました。

— 丁寧を演じていて難しかったところを教えてください。

丁寧が強い復讐心を持っているところは、僕自身とはだいぶ違うところです。自分自身を完全に「この人物」に「渡す」のは結構時間がかかりました。


— 長孫浅雪を演じたリー・イートンさんとの共演はいかがでしたか?

リー・イートンさんとは本作で初めてお会いしたのですが、撮影しながらどんどん仲良くなっていきました。撮影現場では、よく冗談を言い合ったりしていましたよ。本作は復讐の話ですが、丁寧と長孫浅雪にはそれぞれの仇があって…。リー・イートンさんは長孫浅雪という役をきちんと掴んでいました。彼女は凄く優秀な役者だと思います。

 

— 撮影現場での印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

同世代の役者たちと共通の話が多くて、現場ではいつもお互いに冗談を言い合っていました。また、先輩方から学んだことも多く、撮影現場の雰囲気は凄く良かったですね。

— リー・シエンさんにとって、「剣王朝」での一番印象に残っているシーンまたはセリフはどれですか?

「生きる意義は(命の)長さではなく、素晴らしさだ。」というセリフがあります。これは丁寧にとっての人生に対する態度と信念です。このセリフは今の時代にも通用する言葉だと思います。限られた命(時間)の中で、自分の態度、価値を見いだして、大切に生きるべきだと考えています。


— 日本の視聴者に、丁寧というキャラクターのどんなところを注目して見てもらいたいですか?

丁寧は町でよく見かける普通の少年ではありません。ストーリーの展開により、丁寧のもう一つ身分について明かされていきます。ですので、彼の「主な性格」と「主な目標」は複雑で、この複雑さは丁寧がいろんな場合での「笑」と「泣」を通じて表現されていきます。そんなところを注目していただきたいです。

  

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