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タイ式芸能ライター・白田麻子さんが教えてくれる、おすすめカルチャー×スイーツ【タイ編①】

Cinem@rt 10月の特集テーマは「アジアンスイーツ」。ですが、アジアンカルチャーの“好き”を応援するCinem@rtらしく、スイーツとカルチャーを一緒に楽しむ3つの質問を、有識者の方々にしてみました。

Q1「代表的スイーツと一緒に楽しみたい、おすすめカルチャー作品は?」
Q2「代表的スイーツからイメージする人は?」
Q3「最新注目作と一緒に楽しむ、おすすめおやつは?」

どんなスイーツ&カルチャーの出会いがあるでしょうか?

【教えてくれた人】白田麻子さん(タイ式芸能ライター)
タイ映画を中心に主にツイッターで日本国内外で楽しめるタイのエンタメ情報を発信中。日本で公開されるタイ映画のパンフレットにも寄稿。
Twitter @sirata_mako


まず…タイ編のスイーツ代表はカオニャオ・マムアン(マンゴーライス)

フレッシュなマンゴーともち米に甘いココナツミルクをかけていただくタイの代表的なスイーツ。意外なハーモニーを楽しめるはず!


<カオニャオ・マムアン>と一緒に楽しみたい、おすすめカルチャー作品は?

タイ映画『ハッピー・オールド・イヤー』(2019)

“こんまり”こと、近藤麻理恵さんが提唱する「人生がときめく片づけの魔法」は世界中だけでなくタイでも大人気。著書はパート2までタイ語にも翻訳され、タイでもベストセラーに。そんなタイで断捨離をテーマにした映画が『ハッピー・オールド・イヤー』です。

主人公は北欧留学帰りのデザイナーのジーン。彼女は物で埋め尽くされている実家を断捨離してすっきりした空間の自分のデザイン事務所を作りたい。捨てる物を選ぶ作業中に、取捨選択に迷うのは当然で、その他にも意外と他人から借りた物がたくさん出てきます。元の持ち主に返却すれば家も自分の心もスッキリと思いきや意外とそうではなくて……(続きは映画で)。

私は断捨離中のジーンにそうっと1杯の冷たいお水と、もち米に甘く味付けしたココナツミルクのソースをかけ、その上に完熟のマンゴーをのせた<カオニャオ・マムアン>をお盆に乗せて差し入れたいです。

とにかく断捨離は心身共にエネルギーを必要とするし、人間関係に疲れた心もスイーツが癒してくれると思います。最後に甘くなった口の中を冷たい水でスッキリとさせたら、引き続き断捨離を頑張ってください!!!(白田さん)


『ハッピー・オールド・イヤー』

12/11(金)シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
配給:ザジフィルムズ、マクザム ©2019 GDH 559 Co., Ltd.
http://www.zaziefilms.com/happyoldyear/




<カオニャオ・マムアン>からイメージする人は?


「My little kitchen in summer season (マイリトルキッチン 私のおうちご飯)」
  作者:PittMomo 出版社:BUNBOOKS(タイ)

Pittmomo(ピットモモ)(マンガ家)

Pittmomo(ピットモモ)さんは故郷のタイ北部でお母さんやおばあちゃんと作った料理の思い出を季節ごとに描いたコミックエッセイの著者。今年の日本国際漫画賞で受賞した著書「My little kitchen in summer season(マイリトルキッチン2 私のおうちご飯)」には庭の野菜や果物を摘んでご飯を作る姿が描かれてます。マンゴーの木もありました。(白田さん)

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