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「君は僕の談判官」ヤン・ミー 「交渉人のテクニックは日常生活でも生かせる」

現在好評DVDリリース中のネゴシエーション・ラブストーリー「君は僕の談判官」。本作でビジネス交渉人"談判官"のバリキャリ女子トン・ウェイを演じたヤン・ミーに本作について話を聞いた。

【プロフィール】ヤン・ミー
1986年9月12日生まれ北京出身。身長166.5㎝。幼少より子役として演技を経験し、北京電影学院で演技を学んだ実力派。ドラマ「神雕侠?」(06年)の郭襄役で注目を集める。
※もっと詳しいプロフィールはこちら 【アジア俳優名鑑】ヤン・ミー(??)


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― ヤン・ミーさんが演じたトン・ウェイは、活躍しているエリートビジネス交渉人ですが、このキャラクターをどのように理解しましたか?

トン・ウェイは、育った環境によって自立した性格が作り上げられました。他人から見ると、何でもできるし全てが順調、と見えるかもしれません。ですが幼い頃に両親を失った経験から、感情や周りの人のことを大切にしているし、女の子だから恋愛にも憧れています。
彼女はずっと慎重に生きていて、自分の仕事とプライベートをちゃんと管理することができていました。しかし、(ファン・)ズータオが演じたシェ・シャオフェイとの出会いによって、彼女は自分の人生の限界を壊し、新しい体験することとなります。


― 「君は僕の談判官」は中国、アメリカなどに海外ロケもありお忙しかったと思いますが、チーム全体の雰囲気はどうでしたか?

いつも楽しい雰囲気でしたよ。現場で笑ったり遊んだりして、面白かったです。アメリカに行った時に、街に私たちを知っている人はほぼいなかったので、キャスト陣はよく休憩の時にショッピングしたり、海を見に行ったりして、リラックスしていました。撮影に対しても、あんまり疲れたと思いませんでしたね笑。



― シエ・シャオフェイを演じたファン・ズータオさんとは何度目かの共演になりますよね?

ズータオと一緒に仕事をするのはこれで3回目だと思います。最初の映画「ユア・マイ・サンシャイン(何以笙?默)」それから「Takes A Real Man Season Ⅱ(真正男子漢 第二季)」。彼は若いので現場で毎日楽しく活発でした。彼がいるとみんなも楽しいんです。「君は僕の談判官」も私たちみんなにとって楽しい共演となりました。ハワイでは撮影後に、誰も私たちのことを知らない場所で4人ぐらいで帽子をかぶって、スニーカーを履いて夜市に行ったり、砂浜に行ったりしてとても楽しかったです。




―「君は僕の談判官」ではあまり知られていない「ビジネス交渉人」をフォーカスしましたが、ヤン・ミーさんはこの業界についてどう思いますか?

私も含めて「談判官(=ビジネス交渉人)」という職業について知らない人がいっぱいいました。でも、(本作によって)私が気付いたのは、談判官というのは、冷たく感情のない交渉と取引をするのではなく、心と心の交流や他人の立場になって考えることが大切な仕事だということです。交渉の目的はウィンウィンになる方法を見つけ、お互いに満足できる状況を作り上げることなんです。

交渉人のテクニックは日常生活でも生かせると思いました。皆さんが想像した談判官は恐らく「厳しく、覇気あると見える」イメージかもしれませんが、私の印象では、この業界で活躍している様々な方が優しくて親切でした。人と人のコミュニケーションの仕事なので、まずは人にいい印象を与えて、コミュニケーションする意思を引き出さなければいけない。だから私はトン・ウェイを演じた時に、この役を鋭く、攻?的に見えるように作ることはなく、むしろ彼女をいつも優しく見えるように役作りをした。ですが、彼女にはプロの技術があるし、いつも要点を把握しているから、笑いながら問題を指摘したり、自分の目的を達成したり、からかったりすることもできるんです。




―撮影後に、プライベートでも話し方に影響が出たりしませんでしたか?

いいえ。私は1つの作品の撮影が終わったあと演じた役柄を私生活にまで引きずることはありません。いつもどおり普段の生活のままです。友達と笑い話もよくしますしね。



―前作「私のキライな翻訳官」でも1つの職業にフォーカスしていましたが、本作との一番大きいな違いはどこですか?

「私のキライな翻訳官」では学生がプロフェッショナルになっていく成長過程を描いています。今回は最初からエリートなんです。



― ヤン・ミーさんが以前、「"人民芸術女優"になりたい」と仰っていましたが、この大きい目標に対して、ヤン・ミーさんにとって今はどのくらい完成しましたか?

まだまだその道の途中で頑張っています。





― 女優以外にも、ヤン・ミーさんは嘉行傳媒のボスであり、様々な俳優・女優がヤン・ミーさんの下で活躍しています。所属俳優たちに何か言いたいことがありますか?

みんな一人一人自分の道があると思うから、ちゃんといい俳優/女優になって自分のやり方で頑張れ!



―ヤン・ミーさんは4歳から芸能界で活躍し、芸能界で育てられたと言ってもいいくらいだと思います。ヤン・ミーさんにとって、ここまで来て一番大事なのは何ですか?

この職業に対する愛でしょうか。私は本当にこの職業が好きなんです。自分の興味が仕事になるのはすごく幸せなことだと思っています。
あと、私はこの業界で様々な先輩や監督のプロフェッショナルな姿を見てきました。本当にそういう姿に感動させられ、影響されました。たくさんの先輩たちから教えてもらえた自分がすごく光栄でラッキーだと思っています。



―出演作が必ずヒットする女優として、ヤン・ミーさんの動きは常に注目を集めていますが、同時に悩みでもあると思います。ヤン・ミーさんはどうやってこういう状況を対処しますか?

有名人の動きが注目されていると同時に、社会的責任も付与されていると思います。よりちゃんとしなければいけないと思うようになったし、皆さんにいい影響とポジティブなエネルギーを伝えればいいなと思っています。プライベートの話に関しては、自分から言わないと皆さんも問い詰めないと思うから、そのあたりはあまり気にしていません。



― プライベートのヤン・ミーさんはどんな雰囲気でしょうか?

毎日家にいて、家族と猫と静かに過ごす感じです。笑




―ヤン・ミーさんはゲーム得意と聞きましたが、一番得意なゲームは何ですか?

もちろん私がイメージキャラクターを務めているゲームですよ!ハハハ


― ヤン・ミーさんにとっていい人、いいドラマ、いい俳優の定義はなんですか?
いい人であることは俳優として一番基本的なことだと思っています。ピュアで優しい心を持つことで、演じる役の感情を理解することが出来ます。澄み切っている目を持つこと、でもっと感情を伝えられるようになります。いい俳優は私がいつも目指す目標ですが、いい人はいい俳優の前提でもあると思います。
いいドラマと出会うことは、求めれば手に入るものではないけど、私はずっと待って、チャンスを掴むように努力したいと思っています。



<おわり>

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「君は僕の談判官」DVD情報




セルDVD:全3BOX   各15,000円+税
DVD-BOX1)好評発売中
DVD-BOX2&3)2019年2月1日(金)発売

レンタルDVD:全21巻
2019年1月5日(土)より、順次レンタル開始

全41話|2018年|中国|音声:オリジナル中国語 ・ 字幕:日本語|発売・販売元:エスピーオー c Drama Core Co., Ltd
公式サイト:http://www.cinemart.co.jp/dc/c/negotiator/

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