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【インタビュー】韓国版「のだめカンタービレ」シム・ウンギョン#1




★★今までの「インタビュー(韓国)」はこちら★★




先日、日本での活動が本格始動することが発表になったシム・ウンギョンさん。今回は日本マンガ原作で彼女が主演を務めた「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」でのインタビューを再掲載します!

※このインタビューは2015年に実施されたものです。


第1回「周りの視線など気にせずに」:2017.4.12更新

第2回「家族のような雰囲気の現場」:2017.4.13更新
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― 今回の作品は原作がとても有名な作品だったため、プレッシャーもあったと思いますが、最初出演依頼を受けて時、いかがでしたか? そして出演を決めた理由は?


私自身も「のだめカンタービレ」の熱狂的なファンだったので、出演依頼を受けた時はとてもうれしかったです。

ただ、うまく演じることができるかなという心配もありました。韓国でもとてもファンが多い作品だったし、それだけ期待も大きかったので...。

でも、一度はクラシックをテーマにしたドラマや作品に出演したいとずっと思っていたんです。それで、周りからの視線など気にせず、この作品を選びました。



― 日本版のドラマはすでにご覧になってると聞きました。印象は?

とてもユニークで漫画的な要素がいっぱい盛り込まれている中、そのひとつひとつ細部までそれぞれちゃんと生かされているを見て、とても驚いた記憶があります。視覚効果とか、ドラマのストーリーラインとか、多くの人々に注目を浴びる要素がたくさんあったし、細部までうまく表現できたと思います。
それが日本ドラマ「のだめカンタービレ」の魅力だと思うし、私もその魅力にどっぷりハマりました。

韓国のこの作品のマニアの方々も、そのような部分が好きだと思います。


― ウンギョンさんが演じたキャラクターの魅力はどんな点にあると思いますか?

ネイルというキャラクターは、たぶん普段周りにそれほど多くないキャラクターだと思います。とても溌剌としていて、明るくて漫画的なキャラクターだけど、とてもロマンティックな子だと思いました。

一般的にその年頃の大学生が持ってそうな思考を持っていない子だと思ったし、自分の世界に夢中になっているけど、彼女が幼い頃に経験したピアノに対するトラウマがあるので、演技する立場から見てとても魅力的に思えた部分がありました。

その部分で、私もソル・ネイルというキャラクターに魅了された気がします。



― ネイルは天才的な才能を持っていますが、楽譜を見るのが苦手で、お風呂も掃除も好きじゃない、まるでゴミ箱のような家を持つかなり変わったキャラクターでした。演じながら大変だったり、参考にしたものがあるとしたら?

できるだけ、原作の漫画を参考にしました。漫画のテイストをできる限り忠実にお見せしたかったし、自分の感覚を失わないよう原作の漫画をたくさん参考にした記憶があります。あと、ピアノ演奏においてディテールを大事にしました。



― 今までも音楽をテーマにした作品が国内外でたくさんありました。撮影前に参考にした作品はありましたか?

"ソル・ネイル"という人物を作りたいと思ったので、原作以外参考にした作品はありません。監督とたくさん話し合うタイプですし、私だけのカラーを持つソル・ネイルを作ろうと努めました。
やはり原作マンガ「のだめカンタービレ」は勉強になりました。その中からたくさんの答えを見つけ出せたと思います。




<第2回へ続きます>

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「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」
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