【韓国エンタメ】「誘惑」放送記念!クォン・サンウ インタビュー
「ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ」にて、チェ・ジウ × クォン・サンウが 11 年ぶりに再共演した話題作「誘惑」が3月よりベーシック初放送開始!
これを記念して、クォン・サンウ公式インタビューをご紹介いたします!「誘惑」のこと、プライベートのこと、そして最新映画『探偵なふたり』まで、たっぷり語っています!
― ドラマ「誘惑」についてお伺いします。「誘惑」で久しぶりにチェ・ジウさんが相手役と聞いた時、どう思いましたか? かつて大ヒットしたドラマの相手役との久しぶりの共演はプレッシャーですか? それともいつも以上に楽しめましたか?
前作(「天国の階段」)がものすごく愛された作品だったために、次回作があの作品よりも人気が出無かったらどうしよう、と悩む俳優さんは多いですよね。でも私は作品を選ぶときに、あまりそういうことを怖がらないタイプなんです。自分が台本に魅力を感じて、相手役が誰かと分かったときに"行ける"と思えば、積極的にやってみようと考えるタイプです。
チェ・ジウさんとまた共演できると聞いたときは、正直うれしかったですよ。共演をなつかしがるファンの方もいらっしゃいますしね。やっぱり今回の共演も楽しかったですし、チェ・ジウさんは私が考えるに、韓国でいちばん相手役のことを気遣ってくれる優しい女優さんです。今作でもチェ・ジウさんは、前と変わらずスタッフにも気を遣っていて、心が綺麗な女優だなと思いました。
― チェ・ジウさんと再共演して感じたことやエピソードがあれば教えて下さい。
最初の撮影が香港だったのですが、韓国での撮影よりも時間的な余裕があったので、そのときにいろんな話をしました。「天国の階段」のときは、チェ・ジウさんよりも私が俳優としても後輩でしたし、本当にバタバタとしていた頃なので周囲を見渡すことができない状況でした。でも今はさすがに周りのことも見えるようになってきたし、心に余裕もあるので色々とお話ができたし楽しかったです。
韓国でのインタビューでは、冗談で10年後に夫婦役で共演するのはどうかな? なんていう話もしましたよ(笑)。
―「誘惑」への出演を決めた一番の理由は何ですか?
平和に過ごしていた夫婦の前に、どうしようもない試練が来たときに夫婦はどうするのか...、という衝撃的なテーマにとても強い関心を持ったんです。
― サンウさん演じるソックンは10億ウォンのために、チェ・ジウさん演じるセヨンの提案を受け入れ、次第に惹かれていきますが、サンウさんご本人は彼の行動についてどのように感じましたか? 共感できましたか? もしサンウさんがまったく同じ状況に置かれたらどうされますか?
演じるときはその役に共感しながら演じないといけません。充分に共感はしました。とはいえ、実際のクォン・サンウがそんな状況になったら...というのは別の問題かと思います。私も含めてすべての男性がそうかもしれませんが...、自分が自分の家庭を守れるくらいの能力を持ったときに結婚したいと考えていました。すべての男性が自分の家庭を守るためにベストを尽くそうとするので、実際にそうなったらというのは、ちょっと想像できないです。当然自分の家庭をきちんと守ろうとしますからね。
― ソックンとサンウさんご本人の性格で似ている部分や全く違う部分はありますか?
ソックンよりも私の方が何倍も面白くて、愉快な性格です(笑)。ソックンとは違う部分の方が多いですね。
― 記憶に残るセリフ、シーンは?
一番記憶に残っているのはチェ・ジウさんとのキスシーンです(笑)。
それ以外だと、やっぱり香港での撮影が一番記憶に残っていますね。時間的に余裕もあったし、他の出演者とも色んな話ができたので。
― イ・ジョンジンさんとも映画『マルチュク青春通り』以来、10年ぶりの共演となりましたが、お互いに成長したな~と感じる部分はありますか?以前共演した俳優と再共演するのは楽しいですね。韓国では俳優がそれぞれ忙しいせいか、親しくなるのは難しいものなんです。会う時間もなかなかないですし。一つの作品で共演するということだけでも大切な縁なのに、2作品も共演するなんてすごい縁だなと思います。
ジョンジンさんは昔よりももっと男らしくなった気がします。彼は先輩に対してすごく礼儀正しいタイプなんですよ。知らなかったのですが、最近はカメラを趣味にしているようで、まるでフォトグラファーのように専門的な知識も持っています。大好きな趣味を持っていて羨ましくも思います。
― 「誘惑」は○○○なドラマだ! と一言で言うと?
普通のドラマだと、愛については"美しい愛""綺麗な愛"といった描かれ方がされる"方式"のようなものがありますが、「誘惑」はその方式とは少し違います。私たちの人生の中の現実的な愛について、自分自身に自問することができる、そんなドラマだと思います。
― つい負けてしまう「誘惑」は? どんな「誘惑」に弱いですか?
食べ物の誘惑を我慢するのは難しいですね(笑)。年を重ねるにつれて、体重管理も難しくなっているので、食べ物の誘惑に堪えるのは私にとっては大変です。それに私はサッカーが大好きなので...、夜中の2~3時にやる海外サッカーの試合を観たくて、誘惑に負けてしまいますね。
― 逆にこれまで打ち勝った「誘惑」で、誇れるものは何ですか?
そうですね...。今までそれほど深刻な誘惑はなかったですね(笑)。思い浮かばないです。
― 「誘惑」でも相変わらず超マッチョな姿を披露されていますが、"若さ" を保つ秘訣・秘法があったら教えてください。
よく寝ることがまず重要だと思います。特に結婚してからは、早寝早起きの規則的な生活をしていますし、運動もやっています。
今も週末になるとサッカーをやっているのですが、20代前半のころよりも体力がついて調子が良い気がします。まだまだよく走れます(笑)。運動が一番の秘訣ですね。
― ここからはクォン・サンウさん個人への質問ですが、今だから語れる過去の自分へのダメ出しはありますか?
私はあまり過去にとらわれない性格です。いつも未来を想像しながら、未来に対して夢を持っている人間なんです。頭の中はいつも未来のことばかりです。
俳優として作品に臨むときも、自分の人生設計をするときも、過去に対して後悔したりするよりは、未来をきちんと生きなければと考えるタイプですね。
それに、過去があるから未来に対して良い方向への進路を決定できるのであり、もっと成長できるのだと思います。だから過去も愛していますし、過去の自分を褒めてあげたいです。あの頃がんばったから、今の自分があります。過去の間違いによって後悔しながらも成長できたことを自分でも実感していますので。
― 年齢を重ねたことが、演技面で上手く活きているなと感じることはありますか?
演技の役に立っていることたくさんありますね。説明するのは難しいですが...、今までの人生の中で映画もたくさん観てきたし、結婚もしたし、子供もできたし、確実に経験が役に立っていると思います。
『探偵なふたり』という映画ではこれまでのイメージとは違い、現在の自分とまったく同じ年代のキャラクターなんです。子供が二人いて、一人は幼稚園に通っていて、一人は新生児という父親です。この映画では本当に100%共感できました。「この役は私よりも上手くできる人はいない」と思ったほどです。育児をやった人だけが分かる育児法だったり、子供との接し方だったり、経験がないと表現できないことがたくさんありました。年を重ねるほど、瞬間瞬間で経験の大切さを実感していますし、演技面でもそれが滲み出ている気がします。
― 日本のファンにメッセージをお願いします。
日本の皆さん、こんにちは。クォン・サンウです。
いつも日本に来るたびに、私にとって皆さんがビタミンのような存在だと感じています。いつも力をもらってから、韓国に帰国しています。これからも良い作品でがんばっている姿をお見せしたいので応援よろしくお願いします。皆さん、お元気で。
【「誘惑」放送情報】
ホームドラマチャンネルにて、
3月18日(金)より放送開始! 毎週(金)午後2:00~3:15他
ホームドラマチャンネル公式HP
『探偵なふたり』
2月20日(土)より、シネマート新宿・心斎橋、109シネマズ川崎ほか全国順次ロードショー!
監督・脚本:キム・ジョンフン
出演:クォン・サンウ、ソン・ドンイル、ソ・ヨンヒ、パク・ヘジュン、イ・スンジュン
[2015/120分/配給:CJ Entertainment Japan]
c2015 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved
公式HPはコチラ!
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