Cinem@rt エスピーオーが運営するアジアカルチャーメディア

【きゅんとあじあ】韓国映画memo クォン・サンウ主演『探偵なふたり』


"まんが喫茶"の恐妻家店長と"人食いザメ"と恐れられるハミ出し刑事がタッグを組んだ!
真実はひとつ!俺たちが暴きだす!!



国内最大級の未解決殺人事件サイトを運営し、プロファイリング同好会の会長を務め、"シャーロック・ホームズ"級の推理力と洞察力を持つカン・デマン(クォン・サンウ)。しかし、実は"まんが喫茶"のしがない店長で、しかも赤ん坊の世話で推理に集中できない日々を送る恐妻家だ。それでも共働きの妻の目を盗み、仕事をサボっては警察署に顔を出し捜査に干渉していた。
かつては"広域捜査隊の人喰いザメ"と恐れられていが、現在では一介の刑事として左遷されたノ・テス(ソン・ドンイル)は、デマンとは犬猿の仲でいつも彼を追い払っていた。そんなある日、デマンの友人である刑事イ・ジュンスが、先輩キム・ヨンギの妻を殺害した容疑で逮捕される。
警察が事件解決とする中、この事件に隠された陰謀を察知したデマンとテスは、仕方なく手を組むことに。ぶつかり合いながらも捜査を進める彼らだったが、新たな殺人事件が起り―。


『痛み』「誘惑」のクォン・サンウが、『青春漫画~僕らの恋愛シナリオ』以来のコミカルな役柄にチャレンジ! 店長を務めるまんが喫茶が暇なのをいいことに、未解決事件サイトを運営してはいるけれど、現実は赤ん坊に泣かれてあやしたり、おしめを替えたり、おっかない妻にどやされたりの日々で、推理力を発揮する場がない。そんなデマンを、魅力たっぷりに演じています。こっち側のクォン・サンウ、いいと思います! 懐かしいです! 
とくに、もしかしたら普段も?と思ってしまうイクメンぶりや、赤ん坊にぐずられて自分もベソをかくなんてシーンは、こちらもほっこりしてしまいます。
なんか、こういう、誰が観ても楽しい映画を観ると、「韓流シネマ・フェスティバル」とか韓国映画がたくさん公開されていた頃が懐かしくなってしまいますね~。


さて、その彼と嫌々ながらタッグを組むことになる刑事テスには、『怪しい彼女』「カプトンイ 真実を追う者たち」「応答せよ1994」「応答せよ1997」などでお馴染みの実力派ソン・ドンイル。強面で扱いにくい刑事役、合いますね! 何より、この独特の低音ボイスがたまりません。

そしてそして、「ビューティー・インサイド」に続き、こちらにも「ミセン-未生-」組の姿が!
容疑者となる刑事イ・ジュンスに、「ミセン」で営業3課のチョン課長を演じたパク・ヘジュン。そして先輩キム・ヨンギに、「ミセン」でアン・ヨンイの前の職場の先輩を演じたイ・スンジュンが登場していますので、お楽しみに!

真相に追いつけそうで追いつけない一進一退の捜査はやがて、驚きの結末へ―
デマンの活躍に乞うご期待です。

このところ、アジア映画で痛快なバディものが出てこないものかと思っていましたが、はたしてこれ、続編なんてできないものでしょうか?



2月20日(土)より、シネマート新宿心斎橋、109シネマズ川崎ほか全国順次ロードショー!
監督・脚本:キム・ジョンフン
出演:クォン・サンウ、ソン・ドンイル、ソ・ヨンヒ、パク・ヘジュン、イ・スンジュン
[2015/120分/配給:CJ Entertainment Japan]
c2015 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved
公式HPはコチラ!

記事の更新情報を
Twitter、Facebookでお届け!

TOP