日本に関するイベントのレポートをお届けします。
【イベントレポ】豪華ゲストがずらり!「 東京ドラマアウォード2015」 授賞式
10月21日(水)、国際ドラマフェスティバル in TOKYO 2015のメインイベントである「東京ドラマアウォード2015」授賞式が開催され、「ミセン-未生-」が海外作品特別賞、「イタズラなKiss2~Love in TOKYO」がJ Series賞を受賞いたしました!
今回で8回目を迎える「東京ドラマアウォード2015」とは、"世界に見せたい日本のドラマ"というコンセプトのもと、世界水準で海外に売れる可能性が高い優秀なテレビドラマを表彰。
今回は、海外作品特別賞とJ Series賞を中心に、授賞式の様子をお届けいたします。
司会は名優・石坂浩二さん!
■海外作品特別賞
世界の優秀なドラマ作品を招待し、"Special Award"として表彰。
今年度は「娘のしあわせ」(インドネシア)、「サミー・ティートラ~夫の証~」(タイ)、「ミセン-未生-」(韓国)の3作品が受賞。
韓国国内で受賞が続く「ミセン-未生-」が、ここ日本でも高く評価されました!
「娘のしあわせ」インドシネシア
(右:主演のユキ・カトウさん)
司会の石坂さんも「何度も泣いた」と言うほどの感動作。
ちなみに、主演のユキ・カトウさんのお父様は日本人だそうです。
「サミー・ティートラ~夫の証~」タイ
(左から アムパイポン・ジットマイゴン監督、エーン・トーンプラソム エグゼクティブ・プロデューサー)
こちらの作品、なんとタイで本作で3度目のドラマ化となる人気シリーズ。
今作のプロデューサーであるエーンさんは、2度目のドラマ化の時にはヒロインを演じていたそうです。
会場からは「わ~綺麗!」という声が。
「ミセン-未生-」韓国
ここからは石坂さんとの受賞インタビューをノーカットで掲載!
(左からイ・チャンホ チーフプロデューサー、脚本のチョン・ユンジョンさん)
―おめでとうございます。本当に僕もハマってしまいまして。"ミセンシンドローム"という言葉もあったそうですね。
チョン「私もシンドロームになることは予想もしなかったので驚きました。(自分の中で)分析したんですけど、いろんなことが物語の中で起きていますので、結論には達しておらず、未だに分析中です。」
―5話で発見したのは、サンシクさん(オ課長)の後ろに自動車の明かりがつくんですけど、1カットだけハートになってるんですね!その部分はお書きになられたんですか?
チョン「演出監督と撮影監督がアドリブでそういう風に演出しました。私は男同士の友情は感じられると思ったんですけど、それを演出家が面白くしたいという意図で、ハートにしました。」
―おめでとうございました。本当に素晴らしい作品でした。
■J Series賞
日本コンテンツの海外展開を推奨するため、アジアの主要国で開催されている日本コンテンツのブームアップイベント「J Series Festival」。
その一環として今回、日本ドラマの海外展開に寄与した作品として「イタズラなKiss2~Love in TOKYO」がJ Series賞を受賞。
(左から 西村知美さん(入江直樹の母役)・小中和哉監督)
こちらも石坂さんとの受賞インタビューをノーカットで掲載!
―おめでとうございます。このドラマはどんな印象を受けられましたか?
西村「元々原作の大ファンでして、お話をいただいた時は本当にうれしく思いました。そして世界中のたくさんのファンの方々に、イタキスを愛していただいて、スタッフ、出演者、関係者一同、心から喜んでおります。」
―監督はいかがですか?
小中「本当に海外の方にたくさん見てもらえて。田中要次さんがドバイに行った時に、「琴子パパ」と現地の人に、キャラクターの名前で声をかけられたらしいです。中華圏だけでなく、中東の方までいっているみたいで、すごくうれしいです。」
―J Seriesを設けた我々としても、大変素晴らしい作品をありがとうございました。
■その他受賞結果一覧
□作品賞<連続ドラマ部門>
グランプリ「天皇の料理番」(TBSテレビ)(左から 石丸彰彦プロデューサー、主演の佐藤健さん、黒木華さん、鈴木亮平さん)
「天皇の料理番」は今回の東京ドラマアウォードでグランプリ、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞で4冠を達成!
優秀賞「マッサン」(NHK)
優秀賞「きょうは会社休みます。」(日本テレビ放送網)
優秀賞「アオイホノオ」(テレビ東京)
優秀賞「デート~恋とはどんなものかしら~」(フジテレビジョン)
□作品賞<単発部門>
グランプリ「オリエント急行殺人事件」(フジテレビジョン)
優秀賞「坂道の家」(テレビ朝日)
優秀賞「遠い約束」(TBSテレビ)
優秀賞「永遠のゼロ」(テレビ東京)
優秀賞「十月十日の進化論」(WOWOW)
□個人賞
主演男優賞 佐藤健さん(「天皇の料理番」)
主演女優賞 黒木華さん(「天皇の料理番」)
助演男優賞 鈴木亮平さん(「天皇の料理番」「花子とアン」)
助演女優賞 吉田羊さん(「HERO」)
脚本賞 中園ミホさん(「花子とアン」)
演出賞 松江哲明さん、山下敦弘さん(「山田孝之の東京都北区赤羽」)(松江哲明監督が、撮影のため不参加の山下監督のメッセージを読み上げる場面も。)
プロデュース賞:八木康夫さん(「おやじの背中」)
□特別賞
シャーロット・ケイト・フォックスさん(「マッサン」)(ミュージカル出演中のため、ビデオメッセージにて登場)
□ローカルドラマ賞
「ここにある幸せ」(NHK福岡放送局)
「UBASUTE」(北海道テレビ)
□Jseries賞
「イタズラなKiss2~Love in TOKYO」
□海外作品特別賞
「ミセン-未生-」(韓国)
「娘のしあわせ」(インドネシア)
「サミー・ティートラ~夫の証~」(タイ)
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