【インタビュー】「最高の元カレ」ジェリー・イェン 「それはまさに「流星花園」の駆け出しの僕の姿だった」#1
先日、セル&レンタルともに全話リリースとなった「最高の元カレ」。おかげさまで好評をいただいている本作の主演、ジェリー・イェンさんのインタビュー全2回を公開!"運命の人"への考え方、そしてブレイク作「流星花園」のときの思い出など貴重なお答えがいっぱい!まだ本作をご覧になっていない方も、すでに視聴済みの方もぜひ読んでみてください。
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「最高の元カレ」公式サイトはこちら
●本作「最高の元カレ」について簡単にお話ください。
僕は「最高の元カレ」でリー・タン役を演じました。このリー・タンが、あの手この手・あらゆる幼稚な方法を使って、元カノを取り戻すべく奮闘する物語です。彼が奮闘していく中で、面白いことが次々と起きます。
この役柄の面白さは彼がとんでもなく、幼稚だというところ。劇中、笑える場面が随所にあって。例えば元カノとは、顔を合わせればケンカばかり。当然、忘れられないシーンもたくさんありますね。苦労の末、やっと完成したドラマです。皆さんに気に入ってもらえますように。
●本作の魅力はどんなところだと思いますか?
このドラマの魅力は、まずキャラクターが非常に面白いこと。主人公リー・タンはすごく幼稚な男であり、自分なりの愛し方で元カノに接しています。それから彼は、いつもこっそりと彼女を助けようとするんですが、それで様々な誤解が生まれてしまうんです。
僕自身も、この主人公のキャラクターを気に入っています。自分と重なるところがあるんです。
彼は、かつて愛した女性を密かに見守っています。これは、今どきの恋愛とは違うと思うんです。例えば、失恋から立ち直るには新しい恋人を見つけるのが一番だとよく言いますよね。でもリー・タンは違う。彼の場合は、元カノを気にかけ、助けようとするけど、それを相手には知られたくない。その気持ちにとても感動します。
かつて巡り会ったパートナー、人生の中で出会ったその人が、すべて投げ出す覚悟で自分を見守り支えてくれる。自分の笑顔や幸せが相手の燃料や空気となるなんて、すごく素晴らしいことだと思います。
リー・タンと僕自身の重なる部分を体験したかったから、これも本作への出演を決めた理由かもしれません。
それから...いつかこの作品を振り返る時が来たら、僕にとっても忘れられない青春の1ページだったと感じるでしょう。
●ジェリーさんと演じられたリー・タン。似ている点はありますか?
僕とリー・タンが似ているのは、とても単純なところですね。
リー・タンは作戦を立てて女性を追いかけたりしません。彼は自分なりの純粋な方法で、そしてシンプルな方法で彼女を愛したんです。そこは僕にも通じる部分があって。高校の時、ある女の子に3年間片思いしていたんですが、相手に対して何の意思表示もしなかった。だけどリー・タンのような恋愛に対する一途さや貪欲さも少しはあるような気がします。でも、その貪欲さが周囲に伝わらない(笑)。
リー・タンはいつもたくさんの女性に囲まれ、しかも自分に好意を示す女性が多い。だけど元カノにしか目が向かないんです。彼のことをバカだと思う人は多いでしょう。でも運命の相手はそう何人もいません。どんな犠牲も惜しくないと思える人に出会えれば、結果的には結ばれなくてもいい思い出になるはず。人生を振り返る時、そういう人が1人でもいれば、悔いのない人生だと言えるでしょう。それは、絶えず美女を取っ替え引っ替えするのとはわけが違います笑。
●撮影中、印象に残ったシーンはありますか?
忘れられないのは僕とシューインが椅子に座っているシーンです。
彼女が僕を慰めてる時に、僕が突然叫びます。公園の噴水の前で絶叫する場面でしたが僕は感情移入できなかった。でも、なぜかテイク2か3でいきなり役柄に感情移入して彼女を驚かせてしまいました。あの時の演技はごく自然だったし、自分自身にとっても印象深いシーンになりました。
<最高の元カレ予告編>
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