最新タイ映画|タイのスーパースターBillkin & PP Kritが台湾映画『僕と幽霊が家族になった件』をリメイク!
ニュース提供元:金盞花大影業
台湾で爆発的な人気を博した映画『僕と幽霊が家族になった件』(以下、『僕と幽霊〜』)のタイリメイク版『The Red Envelope』が、近日台湾公開されることが明らかになった。製作はタイで最大規模を誇る映画制作会社のGDH。『女神の継承』の監督バンジョン・ピサンタナクーンがプロデューサーを務め、『フレンドゾーン』の監督チャヤノップ・ブンプラゴープがメガホンをとるほか、タイのスーパースターBillkin & PP Krit(ビルキン&PPクリット)がスクリーン初共演を果たす。二人は、タイドラマ「I Promised You the Moon~僕の愛を君の心で訳して」以来の共演となる。
3月20日にタイで公開された『The Red Envelope』は公開わずか4日間で興行収入が4000万ニュー台湾ドルを突破し、2025年ランキング1位になるなど驚異的な記録を更新中。主演二人の人気も凄まじく、タイでの前売りチケットが最多記録を塗り替えたほか、アジア各地から多くのファンがタイの聖地巡礼に訪れているという。
台湾公開に先立ち、ポスタービジュアルのほか、Billkinと『僕と幽霊〜』の主演リン・ボーホン(林柏宏)が夢の共演を果たしたプロモーション映像も公開。二人が同作の決まり文句「ウソでしょ!」を台湾華語で言うなど貴重なツーショットが見られる。Billkinは「『僕と幽霊〜』が大好きなので、タイのミンハンを演じられてとても光栄です」と喜びを示しつつ、リン・ボーホンにタイ版の予告映像を見たかどうかもしっかり確認。リン・ボーホンは「タイ版の予告映像で、台湾のオリジナル風味も再現されていることを知りました。それに僕は普段タイのコメディも見ているので公開が待ち遠しいです」と期待を寄せた。
金盞花大影業
タイでのリメイクが発表された昨年末以降、台湾でも大いに注目されてきた同作だが、ポスタービジュアル解禁後は、リン・ボーホンとシュー・グァンハン(許光漢)が飼っている子犬の犬種がジャック・ラッセル・テリアからチワワになっていることや、タイ版にはムエタイの要素があることなど、ファンから鋭い指摘が寄せられた。またオリジナルに忠実な部分とタイ要素が加えられた部分とのバランスについても話題を呼んでいる。映画を鑑賞済みのタイのファンからは「平均3分に1回は笑った」、「BillkinとPP Kritの化学反応は最高で、気持ちの変化も自然で感動的。笑って泣けます」、「原作の核はしっかり保ちつつ、タイの文化とスタイルを巧みに融合させたリメイクの成功例。大画面で味わう価値あり!」などのコメントがネットを賑わせている。
偶然謎の赤い封筒を拾ったことから、故人のディーディー(PP Krit)と「冥婚」(死者との婚姻)させられた警察の情報提供者ミン(Billkin)。ミンは、ディーディーの霊を成仏させるために死因究明を手助けすることに。そして人間と幽霊が共に暮らす愉快な日常が始まった……。『The Red Envelope』は、5月9日から台湾で公開予定。
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翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。
台湾でのドラマ・映画などのエンタメ最新情報をお伝えしています。
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