“アーミル”印の感動作!『花嫁はどこへ?』冒頭シーン映像初解禁
第48回トロント国際映画祭でお披露目されスタンディングオベーションを受けるなど各国の映画祭で喝采を浴び、米レビューサイトのRotten Tomatoesでは驚異の満足度100%が続く、感動の話題作『花嫁はどこへ?』が、10月4日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほかにて公開!
この度、注目の本編シーン映像を初披露!色鮮やかな衣装やアクセサリーを身に着け、自宅で結婚式を挙げた赤いベールの花嫁プール(ニターンシー・ゴーエル)と花婿ディーパク(スパルシュ・シュリーワースタウ)が家族に見送られながら彼の家への向かう、本作冒頭シーン映像が解禁となった!
2001年インドのとある村、広大な畑に囲まれた一軒の家で、しきたりに則った結婚式が行われている。その中心にいるのは緊張気味だか内心嬉しそうな花婿ディーパクと終始不安げな表情の花嫁プール。「これは夫の安全と幸福のお守りよ。なくさないで」とお守りを渡され、プールは赤いベールを頭からすっぽり被される。そして「お婿さん、出発を」と促されるが、ベールのせいで前がよく見えず途中躓いてしまうプール。「ベールを被ったら前じゃなくて下を見るの」と注意されながら、いよいよ花婿の村へ向かいバイクに乗るふたり。農村を抜け、プールは見送りの家族に別れを告げ、船そしてバスを乗り継いでいく。ディーパクは嬉しそうだか、プールの様子はベールでよく見えない。その気持ちを代弁するかのように歌が流れる。「愛する夫と行くの 家を後にして」「ヘナ染めの手には夫の名前」「ベール越しでは目もあわないけれど この人と一緒ならきっと大丈夫」 歌うのは、インド映画音楽界を代表する女性シンガーのひとりであるソーナー・モハーパトラ。音楽活動の中でインドの女性の地位向上のために声を上げ、その様子がドキュメンタリー映画になった注目のアーティスト。軽快なメロディとともに、花嫁プールの心情が伝わってくる冒頭シーンだ。
ベールは、「バルダー(元の意味は幕・カーテンで内と外を隔離することを意味する)」という習慣に従って、家から外へ出るとき、家に来客があるとき、さらに目上の人と接する時に経緯を払う意味を込めて視線を合わせないために目深に被ることが多く、結婚式では、日本でいえば白無垢の花嫁が被る綿帽子といったところだそう。しかしこの赤いベールが後に前代未聞の“かん違い”を起こすことになる!
本作プロデューサーのアーミル・カーンは、『ダンガル きっと、つよくなる』(16)、『シークレット・スーパースター』(17)などこれまでのプロデュース作でも少女や女性の成長を描いてきた。この結婚、そしてこのあとに起きる大騒動を経て、花嫁プールがどう成長していくのか、“アーミル印”の予期せぬ旅路の行方をぜひスクリーンで。
© Aamir Khan Films LLP 2024
2024年|インド|ヒンディー語|124分|スコープ|カラー|5.1ch|原題Laapataa Ladies|日本語字幕:福永詩乃
応援:インド大使館 配給:松竹
© Aamir Khan Films LLP 2024
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/lostladies/
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