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あの龍山寺が台湾推し活文化の新拠点に?|台湾レポート


写真提供:三立新聞網

台北にある人気パワースポット・龍山寺。観音菩薩、文殊菩薩、文昌帝君、月老神君など100以上の神様が祀られており、仕事や学問、安産、恋愛など様々なご利益があります。中でも良縁の神様「月老神君」(ユエラオシェンジュン/月下老人(ユエシャラオレン)、月老(ユエラオ)とも言います)がとても人気で、台北にある月老廟(ユエラオミャオ/縁結びのお寺)の中でもご利益TOP3と言われています。そんな龍山寺の月老に、新たなお供え物やお願いをする人が増えていると台湾のニュースで報道されました。

それはなんと、月老に良縁だけでなく、推しのライブのチケットを求めるファンが増えていること! お供え物も、月老は甘いもの好きという言い伝えがあるため、定番のチョコレートやキャンディー、縁起のいい丸いフルーツ、花などに加えて、アイドルの写真やぬいぐるみなどのグッズも置いてあり、推しとのご縁を祈っている様子が伺えます。さらに、チケット購入時にデバイスやインターネットの接続がスムーズにいくことを願ってか、お馴染みのとうもろこしスナック菓子「乖乖(グァイグァイ)※」の姿もあります。


写真提供:三立新聞網

※なぜ「乖乖」なのかは、こちらの記事で紹介しています。
「【台湾レポート】台湾のドラマ&映画撮影現場で見かける!? 昔ながらのスナック菓子「乖乖(グァイグァイ)」の謎!」
https://www.cinemart.co.jp/article/news/20210331004032.html


台湾メディアの報道によると、実際に月老に「推しのライブのチケットを買えますように」と祈って、見事に前方の席のチケットを買えたファンがいたとのことです。台湾旅行で龍山寺に行く機会があれば、ぜひ月老のところに行ってみてください。同担がそこにいるかもしれません!


三立新聞網 YouTubeスクリーンショット



Text:ローズ
台湾・高雄生まれ、来日9年目。日本の映像系企業に勤務

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