最新台湾ドラマ|BLドラマ「獨佔接班人」のキャスト発表! マオ・チーションが納棺師に
ニュース提供元:LINE TV
22日、新作BL「獨佔接班人(英語名:Exclusive Love)」のキャストが発表され、マオ・チーション(毛祁生)、ジャン・ジアシェン(張家陞)、シュー・ウェイゾー(徐瑋澤)、プー・ジンホン(朴靖恆)、スン・マイジエ(孫麥傑)、チェン・リーヨウ(鄭吏佑)らが出演することがわかった。台湾では初の納棺師をモチーフにしたドラマで、「死」と「結婚式」という一見無関係な2つの要素が絡まり、サディスティックなブラックロマンスが展開する。
納棺師のエース唐篤知は、仕事に手を抜かずストイックで礼儀正しいが、危機に直面するとオレ様全開になるという役どころ。唐篤知を演じるマオ・チーションは、「これまで演じてきたオレ様社長と違い、納棺師という職業には高い専門性が必要です。心情を表現するシーンも多いので難しいですが、想像したこともなかった役へのチャレンジにワクワクしています」と期待をにじませた。初共演となる相手役のジャン・ジアシェンについては「第一印象は人畜無害な男前でしたが、話してみるとシャイで単純な性格だと知りました。共演できて嬉しいです」と語った。
一方のジャン・ジアシェンは「以前からチーションのことは知っていましたが、実際に会ったのはバラエティ番組が初めて。当時はクールなイケメンだと思っていましたが、親しくなってみると話が本当に面白い人だと思います」と明かした。アスリート出身のジャン・ジアシェンは、スポーツバラエティ番組「全明星運動會」シーズン4で注目され、今回BLドラマ主演に初挑戦。意気地なしな葬儀屋の二代目・王湛を演じる。御遺体に向き合う度胸がない上、歌手になりたい夢がある王湛は、ずっと家業を継ぐことを先延ばしにしていたが、唐篤知に出会い厳しい特訓を受けて人生が180度転換する。ジャン・ジアシェンは王湛というキャラクターを、臆病だが楽観的で、気立てがよく愛すべき人柄と分析。しっかり演じるため、台本には心情のメモをびっしり書き込んでいるという。マオ・チーションについては「電話で1時間半ほど台本について話したこともあります。セリフ覚えが悪い僕のために、たくさんのアドバイスをくれました。彼は安心感を与えてくれる人です」と信頼感を示した。
ジャン・ジアシェンと「全明星運動會」で知り合い、今回が2度目の共演となるシュー・ウェイゾーは、ブライダル企業の管理職でジャン・ジアシェンの良き兄貴的存在の張以慶を演じる。プー・ジンホン演じる涂井和とは高校時代から両片思いの関係だが、両思いになるチャンスを手放すどころか、彼と別の人の結婚式を自らサポートするという切なすぎる展開があるようだ。BLドラマ初出演のシュー・ウェイゾーは、楽しみな反面、傷つくのが怖いとしながらも、大きな役は初めてなので、しっかり演じたいと意気込みを見せる。自分と張以慶の似ている点は、「誰かが約束に遅れても怒らず、着いたばかりのようなふりをする」ことだそう。プライベートでも互いを気にかけ合うプー・ジンホンには、朝が早い撮影の際はコーヒーを買ってあげるという優しい一面も明かした。
デビューわずか半年のプー・ジンホンは、キュートな目と超小顔が特徴的なメンバー最年少の23歳。広告で多数実績があるものの、シュー・ウェイゾーと同様、メインキャストでのドラマ出演は初めてだが、甘え上手な彼と涂井和とのシンクロ度は85%だとか。「涂井和というキャラクターが大好きです。とても子どもっぽい男の子で、本当にかわいい」と語る。また、シュー・ウェイゾーに会うたびからかったり、ジョークを飛ばすというプー・ジンホンだが「自分はとてもラッキーです。シュー・ウェイゾーに感謝しています。彼は僕を導いてくれて、うざがらずに質問に答えてくれたとても忍耐強い人です」と相方をリスペクトすると、シュー・ウェイゾーも「何が起ころうとも、僕は君と一緒に立ち向かうよ」と力強く答え、二人の信頼関係を示した。
王湛の親友Ianを演じるファッションDJのスン・マイジエは、、ジャン・ジアシェンやマオ・チーションとの共演シーンもある。自分に挑戦したり、違う分野に触れたりするのが好きなので期待でいっぱいと意欲を見せる一方、「演技レッスンを受けた後、キャラクターの性格を分析して、台本には書かれていない人生も肉付けしていきました」と真摯な役作りぶりを明かした。オーディション番組「亞洲超星團」で頭角を表したチェン・リーヨウは、新米納棺師の紀輝宇を演じる。ジャン・ジアシェンが演じる王湛とは反対に大胆な性格で、衝突する展開になりそうだ。
LINE TV、海王天璽、優勢全球が共同製作する「獨佔接班人」は、台湾で来年上半期に配信予定。
翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。
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